音のある世界と音の無い世界の狭間で…


私が「手話」に出会ったのは、まだ幼稚園に入る前だったと思う。

たまたま祖母と乗った電車に「手話」を使う人が乗っていて、おそらく海に行った話をしていたんだと思うけど、

その表現が絶妙で、魚や波が言葉ではなく「絵(画)」として、耳からではなく目から飛び込んでくる事がとても面白くて。

それからは独学の手話ファンになった。

ただの見るファンだったので「手話べり」をする事はなかったんだけど。


同時に私は音楽も好きで、吹奏楽をやりバンドブームにのり、自分で曲も書けば耳コピもする。


それはたまに不思議がられる事がある。


でも私にすれば、どちらも一つの「表現」なので何も違いは感じなくて。


今は見る専の「手話ファン」から少し広げて「手話べり」勉強中の身。

子供の頃から見ていた手話だけど、文章化すると難しくなる事を思い知らされていたり(笑)


音楽は音楽で、あいも変わらず曲を書いたり耳コピしたり。いつかは自分の曲にも手話をつけようと目論み中。


これから先、もし
また「なんで?」と聞かれたら、こう答えようかな。


「手話は音の無い世界だけのものじゃないよ」



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