巨人観戦日記:9/22 ただいま東京ドーム!今季初生観戦で華麗なサヨナラ勝ちを見た
イベントの人数制限が緩和されたためか、野球観戦のチケットが今年初めて当選しました!
観に行ったのは9月22日の巨人対広島戦。個人的に昨年のプレミア12の決勝戦以来、約10ヶ月ぶりの東京ドーム観戦となりました。
●東京ドーム周辺の様子
開場1時間前に到着し、早すぎたかと思ったんですが、ドーム周辺のグッズ売り場やアンダーアーマーのユニフォーム販売店などはすでに大盛況。久しぶりの生観戦を全力で楽しむぞ!的な活気に溢れていました。
我らがキャプテン、坂本勇人選手の2000本安打までのカウントダウンを行っているHAYATO-METERも設置。
こちらは22番ゲート前広場に新しくできたショップ・G-STOREのそばにあります。ビジョンの真ん前です。
ちなみにその隣にはG CAFEというカフェができていて、14時ごろにはオープンしたてにもかかわらず結構お客さんが並んでいました(先に支払いを済ませるスタイルだからかな?)。
G-STORE&G CAFEの詳細は以下にて。
●東京ドーム入場・内部の様子
15:00、開場とともに入場手続きへ。私は20ゲートで15時ちょうどに列に並んだのですが、すでに前には50人くらいのお客さんがいました。
タブレット端末のような体温計に体を映し、問題なければ手指の消毒、荷物検査へ。それが済んだらチケットを見せるのですが、もぎるのは自分自身です。
また、今回はコンビニなどでチケットを発券する際、自身の電話番号や席を記入する紙も同時にもらうのですが、これも入場時に提出しました。記入するペンなどはゲート前に用意されていましたが、家であらかじめ記入して持ってくるのが一番楽かと思います。
いろいろ済ませていざドーム内へ。試合開始の3時間前という異例の早さだからか、巨人の選手たちがまだ練習をしていました。これが観られるのはレアですし、ジャイアンツファンにとってはたまらない瞬間です!(ぶっちゃけ練習目当てで早めに行きました笑)
吉川尚輝選手がプロデュースに関わったスイーツを食べながら、吉川選手の守備練習を観ているの図。
ちなみに選手プロデュースのフードは、どこの売店でも売っているというわけではなく、販売場所が限られているケースが多いです。なので食べようと思っている方は、事前にドーム内の売店などに置いてあるグルメガイドを参考にするのがいいと思います。
また、内野1階一塁側コンコース奥には、テレビなどでよく見る「HAYATO2000」のモニュメント、そのさらに奥にはG-STOREが設置されていました(どちらも人が多くて写真撮れませんでしたが…)。
ドーム外の店舗とは違い、こちらのG-STOREでは整理券が配布されているようで、あらかじめ券を手に入れておくことが必要のようです(券はG-STORE入口付近で配っているようでした)。
●1万6732人が観たジャイアンツサヨナラ勝ちの瞬間
初めてのオレンジシートでの観戦。
この日の対広島戦はかなり白熱した試合運びとなりました。
スタメン↓
先発は菅野投手(巨)、遠藤投手(広)。2回までは両チームともなかなか得点まで至らずの展開でしたが、3回に動きが起き始めます。
巨人攻撃回の3回裏、2アウト1、2塁で松原選手がライトの深いところのギリギリフェアゾーンに落ちる二塁打を放ち、2-0とします。
しかし直後の4回表。広島が連打でランナー2人をおくと、長野選手がパワフルなスイングで左中間スタンドにボールを放り込み、広島が2-3と逆転。ビジターの客席が色めき立ち、カープ優勢ムードの空気が流れ始めます。
けれども5回裏、ランナーを1人出した巨人攻撃時に、不動の4番・岡本選手が登場。走者である松原選手が盗塁を決めると、それがプレッシャーになったのか遠藤投手の4球目が高めに浮きます。すると岡本選手がそれをはじき返し、特大のホームランを決め、4-3と広島を追い越したのです。
6〜8回は両チーム無得点で、このまま1点差で巨人が勝利を手にするかと思った9回表。菅野投手から代わったデラロサ投手が1アウト1塁の場面で松山選手にタイムリーを打たれ、1塁ランナーの曽根選手が激走、そのままホームへ向かいます。ジャイアンツサイドは本塁でタッチを狙いますがわずかに間に合わず、まさかの9回で4-4の同点に追いつかれてしまいます。
この時の東京ドームのどよめきはとてつもありませんでした…。何千人ものジャイアンツファンがまるで1つの生命体となって「うわーーーー」という感情を表しているかのような、嫌な意味で“一体感”が素晴らしい瞬間でした。しかしデラロサ投手はその後を無失点で凌ぎ、4-4のまま巨人の攻撃へと繋ぎます。
最後の最後でどうなるかわからなくなった9回裏。打席には1軍に復帰したばかりの石川慎吾選手が向かいます。“ダイナマイト”の呼び名にふさわしい豪快な空振りをし、一時は追い込まれますが、最終的には1、2塁間を破る力強い打球で出塁します。
石川選手に代わり、代走として若林晃弘選手が1塁へ。広島の抑えのフランスア選手は非常に警戒し、何度も牽制球を送ります。それに対しスタートを切りかけ、揺さぶりをかける若林選手。ジリジリした両者のやりとりがしばし続きます。
大城選手、パーラ選手がアウトをとられ、打順が1番の吉川選手に回ってきた時。フランスア選手の1塁への牽制球が大きく外れ、その隙に若林選手が俊足を生かし一気に3塁へ! 2アウト3塁という、ヒットが出ればサヨナラ勝ちという大チャンスが舞い込んできたのです。
しかも吉川選手といえば、9月1日の川上哲治さん生誕100周年記念試合(対横浜)でサヨナラタイムリーを放っているバッター。これは打ってくれるに違いない、というワクワクの予感が頭を駆け巡ります。
そんなこんなで迎えた3球目。高い位置から振り下ろされる力強いストレートを吉川選手が思いっきり振り抜き、それがライトを守っていた鈴木誠也選手の一歩先に落下!その瞬間若林選手が生還を決め、5-4でサヨナラ勝ちとなったのです。
グラウンドには水が舞い、選手たちは集まって飛び跳ねたりハイタッチを交わしたりして、大いに喜びあっていました。私やその周辺の人たちも拳を突き上げたりタオルを掲げたりして、勝利を祝福しました。
ヒーローインタビューにはサヨナラタイムリーを決めた吉川選手が呼ばれましたが、最後の1点は、吉川選手、石川選手、若林選手の3人でもぎ取ったものだと言ってもいいでしょう。
9回裏の先頭打者だった石川選手は、ついこの間までは2軍にいて、私もこの試合の3日前にファームで彼のバッティングなどを見ていました。そして1軍に帰ってきてすぐの起用で彼らしいスイングを見せ、即座に結果を出したというのがまず素晴らしいと思います。時間がなかったであろう中、よく1軍の試合に自分のコンディションを合わせられたな、さすがだな、というのが率直な感想です。
ちなみに、吉川選手がヒーローインタビューののちに石川選手を讃えるシーンが、巨人の公式インスタであがっていました。
また代走の若林選手も、スタートを何度も切りかけプレッシャーを与えるところも技ありでしたが、何より悪送球の間に3塁まで行く勇気がすごいなと思いました。2アウトの場面だったのでそこで間に合わなければ9回の攻撃は終了という瀬戸際でしたが、ここは若林選手の俊足と思い切りの良さが勝ったのでしょう。
そして吉川選手。3割に届かんばかりの打率と勝負強さでチームを引っ張ってくれている姿が見られて、いち巨人ファンとして本当に嬉しいです。重圧もすごいであろう中、今月2回目のサヨナラを決めるなんて、メンタル的にもタフになっているのかな、と思います。日にちを重ねるたびにどんどん状態が良くなってきていますし、このままシーズン終了まで駆け抜けていってほしいです。
…うわ、気づけば3000字以上書いてる(汗)。まぁ久しぶりの公式戦&東京ドーム観戦だったので、それはもう充実感がすごくて、つい張り切ってしまいました。
またタイミングがあってチケットが取れれば観戦に参ります!
引き続き優勝、そして日本一に向けてがんばれ!ジャイアンツ!
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これからも気まぐれに、書けるときに書いていきます!
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