プロ野球日記:プロ野球、開幕!6/19巨人vs阪神戦で印象に残ったシーン
ついに始まりましたプロ野球!
いろいろなところで試合が行われましたが、私は巨人vs阪神戦を観ておりました。
(まぁ、トップ画像を見ればお分かりかと思いますが…)
専門的なことはわからないド素人ですが、今日のことは書き記しておきたいと思ったので、感想を殴り書きしていきます。ジャイアンツファン目線で。
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6月19日、プロ野球開幕。試合前の原監督と矢野監督による挨拶や、メンバー表交換のシーンがなんだか尊いものに見えて、この地点で若干泣きそうになってしまう。ついに始まるんだなぁ。
巨人の先発は菅野投手。出だしから最後のイニングまで、150キロ超えのストレートを投げまくる。それを受け止める小林選手のミットがいちいちバシーンと凄まじい音を立てていて、その球の威力を伝えてくる(てか、それを涼しい顔で受け止める小林選手すごいな…)。変化球との駆け引きも素晴らしく、下に落ちるボールを多用して、三振の山を築き上げていった。
あと個人的に「すごい!」と思ったのは、何回だったか忘れちゃったけど菅野投手のベースカバー。1塁の選手がボールに気を取られている間に、すかさず自分が1塁ベースまで走りに行って、そのゴロを受け取ってバッターをアウトにするというシーン。それを見て、「あそこでよく走れるなー!」と感激してしまった。
もし私がピッチャーの立場だったら、ゴロは内野手に任せて、自分は1塁に走りに行かなかったと思う。でも菅野投手は自ら全力で走りに行って、バッターをアウトにした。プロ野球ではよく見られる光景だとは思うけど、あの時の全力な姿と他選手の動きを瞬時に読んで行動する判断力の鋭さ、そして互いをフォローしあおうとする心遣いに、めちゃくちゃ胸を揺さぶられてしまった。やっぱ、プロってかっこいいわぁ!
しかし、対する阪神の西投手もすごい。ピッチャーとして打者を次々に凡退にしていきながら、バッターとしても菅野投手からまさかのホームラン&ヒット。しかも本塁打はこの試合初で、最上階の席に届かんばかりの特大なものだった。彼がいかにすごいパワーの持ち主であるかを鮮やかに証明していた。
ちなみに昨年は打率が2割だったそうで、解説の高橋由伸さんが「ピッチャーで2割はすごい」と絶賛していた。恐ろしい選手だ…。
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西投手の活躍があってここまで(巨)1-2(神)。ジャイアンツにとっては悪い空気の中迎えた7回。ゲーム終了までになんとか1、2点でも返したいと思っているところに、代打の石川選手、湯浅選手が登場。そして石川選手のヒット→湯浅選手のバント(代走の増田選手2塁へ)で流れが変わった。「これは点取れるのでは…?」という希望が、ファンを含めたジャイアンツサイドに芽生え始めたのだ。
なお湯浅選手はこの日プロ初打席。初めてのマウンドが開幕一発目の試合で、しかも流れを変えたい重大な場面だったからさぞかし緊張したと思うけど、本人はものすごく冷静にボールを見極め、綺麗にバントを決めてみせた。
そしてそんな流れがあったからこそ、吉川尚選手があの一振りを決められたんだろう。まっすぐのボールを振り抜いての逆転2ランホームラン。思わず「きたーーーーーーー!」とテレビの前で叫んでしまった。そう、これよ!この最後まで何が起こるかわからないのが野球なのよ!!!
「菅野に勝ち投手の権利がつきました!」という実況とともに映し出される菅野投手も、大きなガッツポーズを作ってとっても嬉しそう。あと吉川尚選手は昨年は怪我でなかなか試合に出れずだったけど、個人的にはこのホームランを見て「吉川尚選手、帰ってきたな!」と思った。今期も彼の活躍が楽しみだ!
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試合は3-2で巨人が勝利。ゲーム終了後のSNSで「石川、増田、湯浅で空気をガラッと変えて、その上で吉川尚を迎えた原監督の采配がすごい」というようなコメントを見かけて、そうか、空気を入れ替えるために代打を送り込むのも大事な戦術のひとつなんだ、と素人ながら思った。確かにピッチャーの戦略もある程度崩せるしね。プレイヤーの技術にばかり目が行っていたけれど、原監督をはじめとする首脳陣のそういう部分にも着眼できたら野球はもっと面白くなるな。
…そういう学びも含めて、そして何より久々に野球の試合が見れて、本当に、本当に楽しい時間だった!
明日も明後日も応援するぞ〜!頑張れジャイアンツ!