ポジウィルキャリア体験記①
私がポジウィルキャリアを受講したのは2023年10月。
もう3か月も前になってしまった。
2024年1月からポジウィル認定講座を受講し、自身もコーチングのスキルをつけたいと勉強中。認定講座を受ける中で、自分がトレーニングをしていただいていたときの背景やトレーナーさんが何を聞こうとしてくださっていたのかが見えてきたので、このタイミングで振り返ろうと思う。
仕事が苦しい
トレーナーについてくださった若山さん。
とてもロジカルで聡明で優しい印象でした。私は論理的に話をしてくださる人が大好き。たぶん無料カウンセリングのときに見抜いてくださったんだと思います。
当時の悩みは仕事を通して感じる様々な苦しさ。
初回はこの苦しさは何からきているのか?を掘り下げていく時間だったと思います。
まず当時の私は代表といる時間が圧倒的に長く、自分も同じようにならなければいけないと考えていました。
代表はシングルマザーでお子さんは学校にあまり行けていないような状況でしたが、ごはんはウーバーイーツで宅配してもらい、出張にもバンバン行くという生活を送っておみえでした。
お子さん大変ですねと声をかけても、
「そんなことより私には大切なことがあるから」
と仕事にまい進していました。
そんな姿を隣で見ていると、子供の体調不良でお休みを取りたいとか、子供といっしょに夕飯を食べたいという気持ちを出すことがとても憚られるようになりました。
代表の強い気持ちや頑張る姿は当初憧れでしたが、だんだんと見ていて苦しいもの=私にはとても無理だという考えになっていました。頑張れない自分に対するふがいなさや無力感を感じるということを若山さんにお話ししたと思います。
自己犠牲的な頑張り
周りの人を苦しくさせるような頑張りは、自己犠牲的なことが多いですと若山さん。あぁなるほど…ととても腑に落ちた言葉でした。
まず自分が満たされて、元気で、幸せでないと自分の頑張りを人へ活かしたいとは普通は思えないです。そうなれないご自分を否定する必要はまったくないですと言われました。
代表のように自分や家族の幸せを置いて、仕事にまい進しないと仕事での成果やポジションを得ることはできないと思っていましたが、そのおかしさに気づきました。
自分にOKがなかなか出せない
次回のインナーチャイルドワークでもっと深くわかることですが、私は自己肯定感が低く、それを自己効力感で補っているような状態で生きてきました。代表のように頑張れない自分にがっかりして、唯一保っていた自己効力感も揺らいでいる状態。私ってなにもない。空っぽじゃん状態に陥っていました。
若山さんはそれを自分にOKがなかなか出せない状態ですねとまとめてくださいました。自分への基準値が高いことが苦しさをより高めている要因でもあると分析してくださいました。
次回のテーマ
「自分に対して厳しくしてしまう自分を許す」
なぜ必要以上に厳しくしてしまうのかを紐解くことでそうしてしまう自分を理解し、許すことをしていきましょうと締めくくりました。
トレーニングのゴール
・ こうなっていたい!という自分の理想像を納得感のある形で描けている状態
・ 描いた理想に向かっていきたいと思えていて、かつ、今後迷ったら戻ってきたいと思えている状態
傾聴・共感・探求心・+
若山さんのトレーニングは傾聴も共感ももちろん素晴らしくて、家族や友人以外に安心してお話できる場所ができたということに喜びを感じました。
加えて、話をまとめてくださるときに必ずひとつ以上、それは自分では気づかなかったなぁと思うことがありました。
そのたびにラポール形成がされていった感触があります。
I massageも多様してくださっていたなと思います。
「私、ERIさんのその状況、とてももったいないと思うんですよね」
というメッセージは自信をなくしていた自分に勇気をあたえてくださいました。他の場面でも何度かこのもったいないというワードは使ってくださっていました。信頼できる人からのI massageって響きます。
そういえば、若山さんの質問は質問という感じがしなかったなぁと思います。探求心から聞いてくださっている感じがしました。私のことをもっと知りたい、理解していっしょに前を向きたいと思ってくださっていると感じました。
聞くときは心を全部傾けて。
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