中期胎児超音波検査について(丸の内の森レディースクリニック)
先週の妊婦検診でも受けた中期胎児超音波検査だけど、別途ほかのクリニックでも受けてきた。というのも、ふだん通院しているクリニックでは付き添いが禁止されているからだ。今時はWEB予約で時間指定ができるようになっていることが多いが、それでも待合室にはつねに患者がひしめいていて、平日でも空いているということはまずない。もし各人がひとりずつ付き添いを連れてきたら、ソファも椅子もぎゅうぎゅうになってしまうだろうと思う。だから付き添いの禁止も致し方ない。
わたし自身は自分の身体で胎児を育てている実感が日に日に強まるなかで、夫にもこの不思議さや我が子のかわいさを少しでも実感させてあげたいという気持ちがあった。エコーの動画や画像は毎回送っていたし、胎動を感じると「今この辺を蹴ったよ」と伝えるようにはしていて、そのたび「かわいい」「楽しみ」と漏らす夫のことがわたしは愛おしい。まだ姿が見えないのにも関わらず「ややこ」と呼んでかわいがっている夫。胎児が動いているところを見る経験を一度でいいからさせてあげたかった。
Over 30の談話室というPodcastがある。ピーチフルさんという同世代(というかどうやら同学年)の女性がホストとなり、恋愛や婚活、不妊治療、子育てなどを話題にゲストとのトークを繰り広げる番組だ。ピーチフルさんは現在第二子を妊娠しており、丸の内の森レディースクリニックでの胎児超音波検査の体験リポートを配信していた。それで興味を持ったわたしは夫に相談して、付き添い前提で受診することにした。(21w入りたて)
丸の内の森レディースクリニックは新丸ビルの9階にある。オフィスフロアに足を踏み入れるのは初だったのでやや緊張。でも、そこで働いていたのはごくフツーのビジネスパーソンたちだったのでちょっと安心した(笑)。
※3/24をもって移転し、3/28から丸の内オアゾへ。
受付で予約時間と名前を言うと、検査への同意書の用紙を渡された。クリニック横のラウンジで署名をしているあいだに、受付の人が診察券とタブレットを持って問診表の記入を依頼してくる。これに答えて受付に戻して、手続き完了。あとは診察券番号がモニターに表示されるまで待つだけ。
診察室に案内されると宋美玄院長が笑顔でむかえてくれた。いつかテレビで見たままの明るい物腰で一気に緊張がとけた(夫は芸能人に会うみたいな気がしちゃったと笑っていた)。そして肌艶がよくきれい。
簡単な問診があり、さっそくエコー開始。背骨がバーンと映り、夫の「おぉ〜」という声が聞こえた。先生は「めっちゃ動いてますね〜」と。ちょうどプローブが当たっているところのあたりを足でぐんぐんと押しているのがわかる。あたまはやっぱり上にある。落ち着くころにはちゃんと下にしといてね。
一度精密超音波をやっていることもあって、おおむね異常はみつからないだろうというそこそこの安心感からわたしはひたすら胎児の姿を凝視することに集中していた。時折顔を3D4Dで見せてくれるので見る方も必死だ。2Dだと見えるのは骨だから、立体で見られるのはうれしいのだ。性別は女子で確定。これがクリトリスですと教えてくれた。女子楽しみだな。
検査項目はこちら。
最後にレポートを渡してくれ、そこには画像もたくさん載っている。やっぱりいちばん時間をかけて見ていたのは心臓周りだったと思う。「心臓とてもきれいにできてます」の言葉に安心。最後見終わるころにも「ひと通り見せてもらいました。いい感じ!」と言われてホッとする。
宋先生、夫にも「どうでしたか」と聞いてくれて「おもしろかったです」の感想を引き出してくれた。すごく優しくていい人だったので検査してもらえてよかった。
妊娠したことがない人もピーチフルさんのリポート回聞いてみてください。出生前診断についての考え方も後編で語られてます。