妊婦健診の日(16w)
すっかり妊婦日記と化しているnoteだが、ほかにも書きたいことは山ほどあるので決して妊婦アカウントではないと認識してもらえるとうれしい。しかし今日も妊婦日記である。
16週1日、検診に行った。前回までは経膣エコーだったが今回はお腹にあてるエコーだった。不妊治療専門外来では月に2〜3度内診台に乗っていたので、もはや恥じらいもなければ抵抗もないのだが、台に横たわってお腹を出せばいいのはシンプルに楽だった。
おかげで診察はあっという間に終わったけど。
胎盤は子宮の上部にできていてとてもきれいですと言われた。羊水の量も問題なし。頭の幅、胴の幅、太ももの長さを測り、ほぼ基準値に近い形で成長していると聞いてひと安心。
重さは105gだそう。これが最後には約3000gになるのだからヒトの子、恐るべしである。
性別がわかれば知りたいかと聞かれたので知りたいと答えた。脚のあいだには男性器はみえず、女性器らしきものが見えるので女の子かもしれないと言われた。
向き的に脚で挟んでいて見えないだけかもしれないので断定はできないとのことだった。
帰って夫に伝えるとさっそく名前で呼びはじめたので、それはまだ気が早すぎるとたしなめておいた。名前もほんとうにそのまま行くとは限らない。当分は「ややこ」のままでいてもらおう。
夜、友人からの第一子生誕報告があった。胎脂の残る生まれたての姿もいっしょに送られてきた。すでにいとおしい。
夏に結婚式に出たときは確かまだ妊娠3ヶ月だと言っていたはずなので、ときの流れの速さにおどろきつつ、いやでもこの子はまだかまだかと待望されてやっと今日生まれてきたのだなと思い直した。
無事に元気に生まれてきてくれて本当によかった。これからすくすくと成長してほしい。
それにしてもわたしの周りでは男の子ばかり生まれている。今日報告をくれたグループの子持ちは皆男子だし、最近生まれた友人や同僚の子どももみんな男子なのだ。これだけで8人の男子が生まれており、女子は一人もいない。
こうなったらわたしは俄然女の子を生みたくなってきた。まあ、親としてはどちらでもよいのですが。
明日は友人の子に会いに千葉まで行く。まだぎりぎり新生児、男の子だ。駅まで車でむかえに来てくれるそうなので、彼女の運転する車に乗るのが楽しみだ。
6年前の夏、当時ドイツに住んでいた彼女と車の旅をした。オランダ、ベルギー、ルクセンブルクをめぐった。
EU圏内の道はとにかくスピードを出すので、周りも速いぶん麻痺しがちなのだがメーターを見ると血の気が引くような数に振り切れており生きた心地がしなかった。
そんな思い出を振り返りながら、2時間くらい電車に乗るので久々に目にする車窓を楽しもうと思う。