砂ずり日

天気 晴 33/28
体重 0.2減(前日比)
筋トレ やってん

朝飯前詩集
  杭芯


  温いコーヒー
  水


  崎陽軒横濱チャーハン
    平常心

なんぞ
  カプリコチョコのあたま
    これが発売された時、夢って叶うんだと思った
    もうひとつ、そない思ったのは、
    スチール棚の棚受け金具だけが別途発売された時


  棒状に切り揃えられた野菜4種
  ナンみたよーな生地で蘇(そ)包んだん
  分かってるて、そろそろお酒抜いた方が
  またおいしゅー飲めるて分かってる
  そやけど今日もおいしゅーおビールいただきま

短歌
  所縁なく更に縁なく去ぬる朝盲導鈴を駅頭に聞く

口語譯:
まるで削ぎ切りにして塩コショウして熱した油で炒めて辛い辛いソースじゃっとかけられた砂ずりみたいだったわたしの心。
でもすぐに再生してしもてもーほんまどむらんほんまはつかしわー。

西暦2022年のいまはまだ人間の心に形はないけれど、いつか臓器のひとつとしてその体内に具えて生まれてくる子ぉらの時代になるのではないかと思っていて、ほなそらどんなんでどこにある臓器なんゆーたらきっと、砂ずりみたいなサイズと形と色で、場所は鳩尾と背骨の間だと思う。
ほしたら胃ぃは形変えんならん。うむ。
ほな心は体内をまさに気分によってふらふらする浮遊臓器として在るってのもおもしろそう。
そやけど改めて考えると体内はもう配置がきっちり決まってて隙間がおへん。いや待てよ、盆の窪あたりはまだ空き地がありそやんかでもそうなると脳の一部になってもーておもろないなぁ。

頭頂部からなにか生えそうな予感。
卵殻が内側から破られるような感覚。
あるいはバナナ様に頭頂からの、脱皮。

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