練乳再考日
天気 曇時に晴 31/25
体重 0.3減(前回計測値比)
筋トレ しーひんかった
朝飯前詩集
曝気
朝
温いコーヒー
水
昼
行きしなの乗換駅にてもとめた凡百パン屋の
サーモンのサンドイッチ
ミルククリームフランス
ミルククリームの甘さがまったくもって足りひん、憤怒
なんぞ
なし
夜
お粥さんにしっらすーとのざー菜のへたん
梨
お粥さん美味いー
内田百閒の餌うまい論を脳裡に浮かめつつ食す
ここに引用したいが作品名を一滴も思い出せず
こないだ、練乳の美味しさを最高に味わえる形態ってなんだろうと友人に問うたら、無視された。なんでや。
仕方ないのでひとり考える。
コンデンスミルクを大きなスプーンにむにゅむにゅ絞り出し、開け放した冷蔵庫の前にて(閉めよし)少しずつ舐めてはうっとりしていた幼少のころからいまも変わらず練乳がお好きさんで。
去年くらいか、生ミルキーなるものをコンビニで見つけたときは、カプリコのあたまに続いて夢が叶ってもーたんかと、店内でややたじろいだほどに嬉しく、早速買うて食してみたけど、ちょと違ごた。
ミルクケーキという練乳を板状に固めた飴菓子、現在はけっこうどこでも見かけるが、山形土産もしくは山形に仕入先のある小売店でしか手に入らなかった昭和の末期は、たまーにしか食べることができひんかった。
あの黄色と赤色のパッケージは、ほんに輝いて見えた。
それをもたらしてくれるお人もええ人に見える食い意地の張ったどむならん子ぉやった。
そやけど歯ぁ弱ぁなり、唾液の分泌も著しく減少したいまではちょと、かとーてかとーて、甘みを感じるどころではない。
甘みがダイレクトに舌にくるコンデンスミルクがやっぱり最終形態なんかなぁ。
あれが人間の叡智の限界なんかなぁ。
いや、あれを、お口で溶けて手につかない、形状に加工でけたらこれ、売れるん違います?
これについてさらに考えてみよう。