インドに呼ばれている(エピソードゼロ)
あけましておめでとうございます。
いつの間にやら、あけていました。
前回の記事を確認したら、引越し前との記述があり、そうかそんなに放置していたか、と。
光陰矢の如しで、今年もあっという間に年末ロック大忘年会!とか言ってそうで怖いです。
この4ヶ月ほどの間に、「は!こんなことある?!」というようなドラマが次々と展開しまして、青天の霹靂だらけで、思いがけず夢が叶ったり、一方で夢破れたり、ハイになったりローになったり謎に電話占いに10万円近く※課金したり(さらっと言うな ※おそらく。怖くて計算してない)まあ色んなことがありましたが、そのおかげで様々気づきも得られて、今ここでどうにか呼吸してます。
尚、どの占いでも同じようなことを言われ、今のところ的中しています。すごい・・!が、占いはあくまでもエンタメです。課金ダメゼッタイ!良い子は真似しないでください。
そんなこの4ヶ月のお話をあれやこれやと、以下3000字超えの記事で書いたのですが、1週間ほど寝かせて読み返したところ、色々と赤裸々に綴りすぎていてこれはまずいと恥の意識が芽生えてしまったため、今回はお蔵入りとさせていただきます。とは言え、我ながらなかなか良い文章が書けていたので、何かのタイミングがあれば限定記事として公開するやもしれません。
というわけで、最近のトピックからポップ&ライトなものを切り出すとするならば。やはり、インドでしょうか。
SNSやOAでもうるさくしていたのでご存知の方もおいでかと思いますが、わたくし今インドに呼ばれています。そう、かの三島由紀夫が「呼ばれた人しか行けない」と言った国、インドに。
インドにまだ何の興味もなかった頃(1ヶ月ほど前)、久しぶりに体を動かしたいなと思い立ち、「ヨガ 最寄り駅」で検索したところヒットしたヨガ教室がゴリゴリのインドガチ勢な教室でした。
先生は毎回サリー着用、プージャという祈りの儀式を本格的にやり、マントラを唱え、瞑想をする。(先生の「えりさん、絶対似合うと思うんですよね!」の言葉に乗せられ、調子に乗って私もサリーを着たりした)
プージャを初めて体験した時に、訳も分からず涙が溢れて止まらないという現象が起こり、先生曰く儀式で使う火が今まで見たこともない高さまで上がっただとか、今まで聞いたことのない音を立てただとかで(こうやって書くと怪しさ満載に聞こえる)、「魂が喜んでるんですよ!」やら「インドに呼ばれてるんですよ!」やらスピ系ワード満載でけしかけられ、感化されやすい私は「…はいっ!インド…行きます!」となっていったわけです。
実はその教室に行き着く以前から、インド在住のYouTuberの動画を見始めたことを皮切りに、マントラに興味を持ち始めていたり、藤井風のライブでインドを感じたりしており、その後もwet legのライブに行けばOP DJがインド音楽をプレイ、翌日にはクーラ・シェイカーのライブを観る、など「インド」というワードが繰り返し飛び込んでくるような日々に飲み込まれていき、「これは…間違いない!インドだ!インドなんだわ!!」と確信するに至りました。
そんなわけでインド沼にぐいぐいと足を踏み入れた私は、早速インド哲学の本を数冊購入。
「ウパニシャッド」はあまりに難解すぎて、え?これ日本語ですか?チョットナニイッテルカワカラナイデス…という結果に。
一方「インド人の考えたこと」は易しい表現が多く、わりと読みやすかった。入門書としては適当かも。ただ、絶版してます。私は古書を購入したところ、思いっきり前所有者のマーカーでの線引きや書き込みがあり、それはそれで面白かった。
正しく理解できているかは分かりませんが、個人的にしっくりきたのが、インド哲学の「梵我一如」という概念。ブラフマン(=宇宙原理)とアートマン(=我)は同一であるという考え方。一元論。ワンネスというワードにも置き換えられるように思うのですが、全てはひとつのもの、同一のものであるという考え方。
「土」に例えるならば、土から粘土が作られ、粘土から皿や花瓶が作られ。またいずれ土に還っていく。元はひとつの同じものからできているという概念。
これはつまり、青い鳥のお話ではないか、と私は解釈しました。
「全ては私たちの中にある」「全てはもう既に持っていた」という。
全てはここにあり、外側は内側の反映であり、世界は同一であり、と考えると、既に自分は満たされた存在であると認識できるし、自分で何でもクリエイトしていけるという安心感も湧いてくるので、私にはとてもフィットした考え方でした。
インド哲学の最終目標は、絶対的幸福であり、それはつまり「解脱」であります。
オーマイガ。解脱か。輪廻を終え、解脱。
煩悩まみれの私にははるか遠い道のりではありますが、解脱のゴールへ向け、秋あたりにはインド行きたい。(インドは雨季乾季があるので、ベストシーズンは2〜3月と9〜10月らしい)
おまけ
横尾忠則によるインドにまつわる文章
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