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育休明けの私は用済みだった…だから、起業を選んだ話。【自己紹介Vo1】
こんにちは。
40歳という節目のような年齢で、
育児休暇を経て職場復帰をしたら、居場所が無くなり、
会社の態勢も激変していたので、組織の変貌に全く付いていけず退職を余儀なくされたeriです。
前職では、全国美容室フランチャイズ店の子会社である空間デザイン会社で店舗空間の設計デザインと施工を請け負う会社で働いていました。
その美容室は毎年約130店舗ほど純増し、日本一店舗の多い美容室になりました。
その子会社で同時稼働で月5件の店舗デザインをしていました。
さらに新店舗の物件をスムーズに確保するために、不動産事業部を創設し、統括責任者として働いていました。
自分で書いていて恥ずかしいくらい、立派な経歴のような見え方ですが、
育児休暇に入る前に仕組み化をしていたので、1年間休んでしまうと代わりの人が業務を管理し遂行できるようになった結果、その事業部で私は「用済み」になっていました。
まさに、浦島太郎状態。自分で自分の首を絞めた状態。
新たな生命の誕生にうつつを抜かしていたら、世の中の流れに付いていけなくなっていました。
中間管理職の私に、誰も社内のシステムの変更とか新たな承認経路とか、新事業の座組みとか教えてくれず、そして、私自身も「教えて」となかなか言えず、復帰後1ヶ月間は自席でただ時間が過ぎていくのを待つ状態でした。
このままじゃダメだと奮起して、新たな事業構想や企画など提案してみたものの、「やっと成果が出てきだ事業が別にあるんだから、そんなこと言われても誰も手をつけられないよ」といった具合で、誰もまともに取り合ってもらえず、結局、社長直下の無茶振りの仕事をこなす毎日でした。
自分でも薄々感じていた「こんな仕事してても長続きしないし、そもそも楽しくない」という気持ちが社長の一言で爆発しました。
「そんな仕事の仕方じゃ、いつまで経っても復帰できないよ!」
あ、まだ私、職場復帰すらできてなかったのだと気づき、「じゃ〜辞めよ」と素直に思えました。
育児休暇から復帰して4ヶ月のことでした。
そして、勤続年数8年も続けた会社を退職しました。
結構、あっさりとした退職でした。
復帰したから退職までの期間は4ヶ月で、周りには早いよ!と止める人もいましたが、この状態で後何年勤めたところで、仕事を通じて自分が達成したいものには辿り着かないなと考えが行きつきました。
やはり、41歳で中間管理職の女性が育児休暇を取得し、復帰するのは難易度が高いのでしょうか。
未だに疑問です。
私の退職は間違った選択だったのか、もう少し我慢すればよかったのか?と。。。
「我慢」と言っている時点で心身は破滅に向かう一方ですよね。
そして、私は転職活動も始めたのですが、
最終的には起業を選びました。
次回「なぜ、転職ではなく起業?女性が起業する話」です。
社会復帰をした当時に読んでいた文献をご紹介します。
復帰して会社でのキャリアアップや組織マネジメントとか構想していた時に読んでいました。
今でも大変参考になるビジネス書です。