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【補助金ガイド】2024年度ものづくり補助金
当記事では、今まさに公募期間である【ものづくり補助金】第18次〆切分の公募について、簡単にご説明します。
✅【ものづくり補助金】とは?
【ものづくり補助金】とは、企業の革新的な製品・サービス開発や生産プロセス等の効率化に必要な設備投資を支援する制度です。
よって、申請業種別にみると極端に偏っていて、約40%が製造業、続いて、情報通信業、建設業が多くなっています。
![【ものづくり補助金】申請状況(業種別)](https://assets.st-note.com/img/1710319797076-8RTTWr3diR.png?width=1200)
従業員別でみると、下表のようになっております。
![【ものづくり補助金】申請状況(従業員別)](https://assets.st-note.com/img/1710319797333-vjBgcqXt01.png?width=1200)
51人以上の申請は少なくなっていますが、上場していても、対象条件を満たせば、申請することができる制度です。
ちなみに、一言で製造業と括っても、幅広い製品・サービスがありますので、何を想像するかは多種多様でしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1710320417402-fUKQ8p9D1a.png?width=1200)
✅【ものづくり補助金】基本要件
全申請パターン共通で達成すべき『基本要件』は、次のとおりです。
1️⃣ 付加価値額 年平均成長率3%増加
2️⃣ 給与支給総額 年平均成長率1.5%増加
3️⃣ 事業場内最低賃金が 地域別最低賃金+30円以上
★付加価値額
付加価値額=営業利益+人件費+減価償却費
★給与支給総額
一覧まとめてありますので、ご参考に。
![](https://assets.st-note.com/img/1710320578703-MgkjerxTRQ.png?width=1200)
★地域別最低賃金
※地域別最低賃金とは、都道府県ごとに定められた最低賃金で、その都道府県内の事業場で働くすべての労働者その使用者に適用されます(アルバイト、パートタイマー、臨時、嘱託などの雇用形態や呼称を問わず、すべての労働者に適用されます。)
厚労省のウェブページなどで、さくっと検索可能です。
✅2024年の公募は、18次〆切で終了予定
現時点で公表された内容によると、今年の公募は、現在申請分で終了となるようです。どうしても今年申請が必要な事業者は、このタイミングを逃さないで申請しましょう。
なぜか2件並行して公募開始されたのですが、開始~〆切日時がそれぞれ別々ですし、どちらにしても、2から3月に終了となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1710319796828-uanfL2R1jR.png?width=1200)
✅18次〆切の公募内容
下表にあるとおりです。
郵送申請不可、17次重複申請不可です。
![](https://assets.st-note.com/img/1710379191035-mMItn2dZBu.png?width=1200)
✅留意点
仮に審査通過した場合、計画した事業は、遅くても2024/12/10厳守で完遂させる必要があります。おそらく過去最速です。
そのため特例で、基準年度は、本来申請締切日から6ヶ月前後で考えますが、9月決算の場合、2024年9月を基準年度にしても、審査で認められるとのことです。
たとえば、2024年9月時点で、給与支給総額を1.5%以上増加させることが非現実的ならば、特例を検討するという選択肢もあります。
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