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【キャズムを超えて、モノが売れる】アップルの『経営デザイン論』④ from.「最強Appleフレームワーク」

こんにちは。今日もお越しくださり、
ありがとうございます。( ˶’ᵕ’˶ )꙳⋆


何とはなしに、ちょいと気づいたことだけど、
新しいこと、初体験のことを始めるとき
「まずはやってみよう」
のスタンスでいる方が、結構沢山。

装備とか、環境を完璧に用意できなくても
とりあえず、取り掛かる、っていうの。

そういうの、良いなって思った。
未来になる機会を逃さない素質。

一方で、セオリー通りが、結局一番近道、
なんてことも、往々にしてあって。
お菓子づくりとか、料理で、
美味しく仕上げるコツは、
とにかく指定どおりにつくることだよね、、

ショートカットなんて、危険だから、回避。
自己流がうまくできるのは、上級階級のみ。



ってことで、
今日もAppleの『経営デザイン論』から
学べること、考えてみてほしいことを
お届けしていきたいと思います。( •ॢ◡-ॢ)-♡



今日で終わりだよー!

終わりませんでしたwww
次がラストです。たぶん。。( ˘・ω・˘ )


**ここまでの記事**

※続けて読まなくてもOKだけど、同じ書籍のレビューです

【関連ページ】
アップルにしかない❁二刀流の『経営デザイン論』①
【描く新習慣】アップルだからできる『経営デザイン論』②
【夢みたいにアイデアがあふれて止まらない】アップルの『経営デザイン論』を読んでみて

書籍の名前は、「最強Appleフレームワーク」。

👇この本です :)


✅「最強Appleフレームワーク」

<書籍について>
■最強Appleフレームワーク: ジョブズを失っても、成長し続ける 最高・堅実モデル!
■2024/8/6 発売
■松村太郎 (著), 德本昌大 (著) / 時事通信社

【Amazon】から抜粋🔍

世界初、時価総額3兆ドルとなった企業・アップル。

ビジネス、フレームワークについての
ケーススタディができる本なのだけど、
すべてアップルのケースで揃えてあり
Appleってやっぱり凄いカンパニーだ、
って思わずにはいられない本の1つです。٩( ''ω'' )و



✅前回までのおさらい

ここまでくると、おさらいも冗長。

・「左脳的なビジネス思考」と「右脳的なデザイン思考」の二刀流のアプローチで、アップルは唯一無二の企業へと駆け上がった

・『デザイン思考』は、極端にいうと「生活スタイルへの浸食」だ。ユーザーの行動変容を起こすことがあり、アップルウォッチから「時間を確かめる」価値を奪ったのは、皮肉にも、アップル自身が生んだ ”iPhone”の文字盤であった

・これは、ある製品が、競合企業ではなく、まったく別業界やコンセプトに淘汰をされる瞬間を示唆しており、こうしたユーザー離れ=「産業の破壊」は度々見られる

・『デザイン思考』から生まれた、画期的/破壊的なコンセプト・アイデアは、誰も知らないところから、とある条件を満たすと、急に激売れる

まとめてみたよ。(*'ω'*)


「行動変容」がどういうことか、❝note❞で置き換えると、こうなります。

自分の文章テーマを好んでくれるよう
(絶対必要だと思ってもらえるように)、
読者に課題感を芽生えさせた。

【描く新習慣】アップルだからできる『経営デザイン論』②に書いたよ
『最強Appleフレームワーク』PMF(プロダクトマーケットフィット)とは、顧客の課題を解決する製品やサービスが、適切な市場で受け入れられている状態。プロダクトが、市場へアプローチする方法と、購入者がプロダクトに価値を感じるように、行動変容させる方法の比較。
❝note❞にして考えた「行動変容」


ユーザーが離れるとは、つまり「1価値の奪取・喪失」です。

「最強Appleフレームワーク」5フォース分析をもちいて、iPhoneが代替品として、いかに腕時計から「時間を確かめる価値」を奪ったかを説明する。5フォース分析は、競合他社、新規参入、代替品、売り手、買い手のパワーを可視化して、戦略的に自社経営を見つめるフレームワーク。
LINEヤフー for Business「5フォース(ファイブフォース分析)分析とは?」をもとに作成






✅キャズムを超え、モノが売れる

『デザイン思考』から生まれた、画期的/破壊的なコンセプト・アイデアは、誰も知らないところから、とある条件を満たすと、劇的に売れはじめるよ。

この一連の研究は、マーケティング理論の1つである

『イノベーター理論』で体系化された

『イノベーター理論』は何かというと、消費者を5タイプに区分して、商品やサービスがどのくらい普及しているかを計測すると、キャズム(深く大きな溝)を超えて、漸く普及したといえる状況になる。
よって、「アーリーマジョリティ」に普及するかどうかが、ヒットの分岐点、だっていう理論です。

「最強Appleフレームワーク」イノベーター理論では、キャズム(深く大きな溝)を超えると、商品やプロダクトが、急速に市場に浸透・普及すると示している。消費者はイノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードの5タイプで捉えられる。
キャズムを超えて、急速に売れてる。すごい。


<消費者(ユーザー)5タイプ>
❶イノベーター (2.5%)
・研究者、新しい物や最先端が好きな人、オタク
・新しいものを、抵抗なく使ってみる。冒険的。商品を購入した未来で得られる利益(ベネフィット)はほぼ気にしない。

❷アーリーアダプター (13.5%)
・オピニオンリーダー、インフルエンサー、投資家
・自ら情報収集を行い、自己判断し、ベネフィットを理解したうえで購入する。開発者が当初考えていなかった商品の利用シーンや、用途を考え出す。他の消費者への影響力が大きく、商品普及の鍵を握っている。新製品やサービスのベネフィットが万人受けするとは限らないので、市場に広く浸透するかどうかはこの層の判断や反応によるところが大きい。
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イノベーターと合わせ、市場全体の16%に過ぎないが、この二層から、アーリーマジョリティに普及するかどうかで、ヒットの命運が分かれる。
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❸アーリーマジョリティ (34.0%)
・流行に敏感な若者など
・新しい様式の採用には比較的慎重派だが、平均より早く新しいものを取り入れる傾向にある層。アーリーアダプターから強く影響を受ける。流行に乗り遅れたくないタイプ。

❹レイトマジョリティ (34.0%)
・皆が使っているか観察して使い始める人、フォロワーズ
・新しい様式の採用には比較的懐疑的で、「みんながやってる」「大多数が使用している」という確証が得られてから同じ選択をする層。

ラガード (16.0%)
・新しい商品に関心を持たない、伝統主義者
・保守的で、製品の普及だけでなく伝統的、文化的レベルまで一般化してから採用を検討する層。

私はどこかしらん。

下記URLで、出展元へ飛びます。👇


「最強Appleフレームワーク」イノベーター理論では、キャズム(深く大きな溝)を超えると、商品やプロダクトが、急速に市場に浸透・普及すると示している。消費者はイノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードの5タイプで捉えられる。
5タイプの分布は、こーなっています。


キャズムのターゲットは、「アーリーマジョリティ」だけ

おわかりだと思いますが、キャズムでねらうのは、「アーリーマジョリティ」一択。彼らにヒットしなければ、過半数以上のユーザーへ、普及・浸透することはないからです。
各グループへ、行動特性にあわせてマーケティングを行い、アーリーマジョリティへの普及・浸透を目指します。

これが、マーケティングコンサルタントの、ジェフリー・A・ムーアが提唱した『キャズム理論』です。

じゃあさ、、でもさ、、イノベーター&アーリーアダプターで、普及率17%になったら「キャズム超えたー」ってなるのかな?
どっちかよくわからん、というより、誰がどう見てもはやってる、ってなりそうなんだけれど。



話を戻すと、( •ω•ฅ)
『最強Appleフレームワーク』によれば、アップルはもともと、アーリーアダプターの評価分析を賢明にやってたらしいのが、近年、アーリーマジョリティと、レイトマジョリティへの浸透・普及を狙ってるんだって。

へぇ~。


✅Appleはもう”innovator”ではなくなったのか

市場全体の2.5%であるイノベーターは、
ベネフィットが欲しくて製品を買うのじゃなく、
新製品が出たら買うの。
いわゆるロイヤルユーザー。

※「顧客ピラミッド」。余談です。

「最強Appleフレームワーク」キャズム理論におけるイノベーターは、「顧客ピラミッド」の中のロイヤル顧客と似たポジションで捉えられる。
翔泳社「“顧客起点”で経営とマーケティングを革新する「顧客ピラミッド」の使い方」


アーリーアダプターは、機能や性能を、
自分で評価、納得できる。

アーリーマジョリティ―、レイトマジョリティは、
安心して使えることを、何よりも重視する。
だから、「みんなが写真がキレイに撮れる」とか、
「顧客満足度」を前面に出さなければ、
浸透・普及はしにくい。


近頃のAppleの、iPhone新世代モデル発表は、
イノベーターにとっては、
つまらないとか、ぞんざいに扱われているとか
思われるのかもしれないね。


ユーザーが最優先の『デザイン思考』から
考えられているのは、現在も過去も一緒なのに。


カメラとバッテリー性能の向上、
高速チップを使う、
リユース・長持ち。

真新しい「画期的アイデア」を期待するなら、
確かに物足りなさもある。



・「iPhone=使いやすくて、スマート」
・時間を確かめるために、もはや「腕時計」は価値をもたない

どっちも、破壊的だった。けど、

「産業の破壊」は時代錯誤なんじゃ?

っていうのが、
私がいま思ってることです。

教科書的なお話を聞くと、腐りそうだ。


次、最終章で、さらっと書いてみるよ。



読んでくださった方、今日もありがとうございました。( •ॢ◡-ॢ)-♡

またきてね。




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( •ω•ฅ) .。.:*♡★

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