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2024年ファイターズ 若手注目選手【投手編】

開幕が待ち遠しいですね。

FAとなっていたBs山﨑福也選手が日本ハム移籍と言うサプライズニュースがあり、エスコンフィールドで新入団選手ウェルカムイベントが行われました。
ファイターズのユニフォームを着てプレーする山﨑福也選手を見たいのも勿論、ルーキー達の活躍を早く見たいなと言う気持ちにさせてくれました。
1月は鎌ヶ谷に通おうと思います。

さて、若手の期待選手【投手編】ということで。
前回は【野手編】を行いましたので、まだ見られてない方はそちらからどうぞ。

【野手編】

期待の投手と言われると皆さんもパッと思い浮かぶ選手も多いのではないでしょうか、鎌ヶ谷を主戦場としているプロスペクト投手たちが数多くいるのはファイターズの魅力の一つでしょう。

来季は鎌ヶ谷を卒業して、北広島を主戦場として活躍してほしいなと思える投手を今回は紹介していきます。

一軍戦力として期待したい選出

12 矢澤宏太

野手編に引き続き投手編でも選出です。
ファームではとにかく制球に苦しみましたね、6イニングを投げ与えた四球は8(死球2)、キャンプの時間のほとんどを野手練習に割いていたのである程度は仕方ないのかなと見ていましたが。

ただ投げている球質そのものが悪い訳ではありません、登板数は少ないながらに一定の奪三振能力があることはわかりますし、被打率も抑えられているため課題である制球を修正できれば一軍でもある程度投げられるようになってくるはずです。

しかし彼の場合野手との兼任がありますからね、平然とこなしていた某WBCMVP投手がおかしいだけで、やはり茨の道なのは間違いありません。
ただ野手編でも書きましたが二刀流をこなせるポテンシャルなのは証明しました、彼ならきっとやってくれるでしょう。

16 達孝太

まだ早いかな?と思いつつ、期待の高さからこちら側に選出しました。

今年は最速を150kmから152kmに更新。
やはりポテンシャルは疑いようがありません、まだ19歳ですよ?信じられますか?19歳の194cmの投手が94kgありますからね。

課題を言えば年間通して安定感がありませんでした、初回良くても2回以降連打を食らったりと炎上癖がありました、コンディションの問題は高卒投手あるあるなのでそこまで気にしなくてもいいんですけどね。

本人の意識の高さから来年の開幕ローテを狙っていると思います、同じ高卒の佐々木朗希投手や山下舜平大投手が高卒3年目で一気に花開いたように、達投手も3年目の今年こそと飛躍を狙っているでしょうね。
出力も徐々に上がってきていますし、オフに過ごす時間次第で開幕ローテも狙えるはずです。
怪我には気を付けて、冬を乗り越え一皮剥けた達孝太をキャンプで見れることを期待しています。

24 金村尚真

今年はオープン戦から圧倒的なコマンド力を見せ続け、開幕ローテに名を連ねた即戦力ルーキー。
4月に肩痛で離脱となり復帰は9月とほぼシーズンを全休することになりましたが、4月の投球を見せられたら無理はさせられません。今後はエースとなってチームを引っ張っていく存在になる投手です。

とにかく彼に来年期待したいのは怪我をせず1年間プレーすること。
怪我明けということもあって慎重な起用になるはずですが、上沢・ポンセの抜ける穴を埋めれる存在になってほしいなと。

59 根本悠楓

アジアチャンピオンシップで世界に存在がバレました。

昨年まではスターターとしてはまだ出力が物足りなかったり、突然荒れ始める乱調癖があったりしたのですが、アジアチャンピオンシップでは最速150km、常時140km後半をマークしていました。難しい国際大会でのロングリリーフでそれだけの出力を維持できるなら心配いらないでしょう。むしろ早生まれということもあって更に出力が上がっていく可能性すら秘めています。

やはり課題は高い与四死球率でしょうか、しかし国際大会では5イニングを投げ与四死球は0、それどころか許したランナーは内野安打の1本のみでした。
出力→制球と、課題を一つ一つ順調に潰していけています、来年こそは先発ローテでひとり立ちできるようになってくるのではないでしょうか?

Bs宮城投手と比較されることの多い彼ですが、見てる感じ2012年の吉川光夫投手に似ているなと感じることがあります。彼の場合は長く活躍することは叶いませんでしたが、根本投手は長くチームを支えるエース左腕になってほしいなと思います。

123 柳川大晟

育成2年目ながら、今年は鎌ヶ谷のクローザーとして君臨。
入団後から順調に球速を伸ばし続け、現在の最速は153km。出力、奪三振能力共に申し分ありません、来季の支配下登録候補1番手になるでしょう。

課題としては、イニングを跨ぐと露骨に出力が落ちることでしょうか。そのことからイニング跨ぎ、連投耐性など体力面での課題は残るでしょうが、来季高卒3年目の投手にそこまで求めるわけにはいきません。
登板数を重ねながら徐々にその課題は潰していければ大丈夫です、焦ることはありません。

将来160kmを目指せるだけのポテンシャルは秘めているでしょう。
クローザーは勿論、スターターをも狙っていけるだけの存在なのは間違いありません。

一軍顔見せを期待したい投手

46 畔柳亨丞

投球回を上回る与四死球を与え、今年は苦しんだシーズンとなりました。
2/1の紅白戦で先発を任されるなど期待は高く持たれていましたが、高卒二年目ですからね。
福島柳川両投手が異常なだけです、出力が落ちているわけでもありませんし心配することはありません。

将来的には先発を睨みつつ、一軍のキャリアのスタートはリリーフになるのかなとイメージしています。

来季は二軍でイニングを伸ばし、後半戦では一軍での登板機会を貰えるように結果を残し続けてほしいなと思います。

55 松浦慶斗

今年は怪我の影響か前半戦を全休、後半戦に復帰登板するも僅か6試合の登板に留まりました。

札幌ドームでのプロ初登板では154kmをマークし、ロマンを感じさせてくれる出力を持っているのは間違いないのですがまだまだ課題が多いように見えます。
まず1年間健康体でいることでしょう、今年鎌ヶ谷でイニングイーターとなっていた立野投手や井口投手が退団するなど、3年目となる達・畔柳・松浦3投手にはイニングを伸ばしてもらいたいという期待もかかります。

将来像はまだ明確には球団で決まってはいないでしょうが、僕は和製モイネロのような剛腕サウスポーとして8回に君臨する投手になってほしいなと思い描いています。

121 福島蓮

鎌ヶ谷のエースは?と聞かれたら彼と答えるでしょう。
ここまで順調に成長してくるとは思いませんでした、正直言って来年福島投手がエスコンで投げている姿まで僕は鮮明にイメージできています。

課題としてはまだ体が細いですね、出力は151kmをマークするなど順調に向上していますが年間を通して戦える体力はまだ備わっていないでしょう、そこは同期の柳川投手と同じですね。
オフは食事・トレーニング共に励んでほしいなと思います。

柳川投手と並んで支配下登録候補筆頭のはず、しかも20歳ということでまだまだこれからの伸び代にも期待できます。
キャンプからアピールを続け、柳川投手と開幕直前の支配下登録を目指せるはずです。

来季は一軍初先発、初勝利。
将来は平均150kmをマークする剛腕投手になってほしいと思います。


さいごに

この記事を作成している途中にポンセ投手が退団濃厚となりました。
今年のハムは動きが多いですね、本気で来季の優勝を狙っているのか積極的に動いてくれていてファンとしても楽しいオフになっています。

なんと言っても会心の補強は山﨑福也投手なのですが、他球団と比較して条件が劣る中でよくぞハムを選んでくれました。
「条件が劣るとはいえ環境はどこよりも良いだろ!五分五分だ!」とTwitterでは強気に発言していた僕ですが、まさか本当に来てくれるとは思っていませんでした。

上沢、ポンセ投手が抜ける穴を補強しつつ、下からの突き上げも激しい理想的な編成状況となっているように見えます。
優勝を狙える戦力になってきているのは確かだと思うので、あとは選手それぞれが怪我に気を付けて、有意義なオフを過ごしてくれることを祈るばかりですね。

今回は以上となります。
引き続きnoteでのお題を募集していますので、お気軽に下のリンクまでお気軽にお問い合わせください。

それでは、また。

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