illustrious(イラストリアス)まとめ
1.はじめに
こんにちは。
今回はSDXL用モデルである、
illustrious(イラストリアス)系モデルについて見て行きます。
結論としては
・版権キャラがとにかく強いモデル
・かわいいちびキャラで遊べる
・薄い本の1ページが次々と生まれてくるHENTAI体験装置
・それ以外の普通のイラストは高難易度
(背景が弱めなので既存のSDXLモデルに対する優位性があまりない)
(プロンプト制御が難しめ)
今回の記事で使用させていただいたモデルは以下の通りです。
・illustriousPencilXL_v110
・obsessionIllustrious_v10
・silvermoonmix01_v10
2.概要(4o)
SDXL用の「Illustrious」モデルは、Stable Diffusionをベースとした
イラスト生成に特化したモデルの一つです。
特にアニメやマンガスタイルのイラストを
高品質で生成するために設計されています。
特徴
アニメ・マンガスタイルに最適化
Illustriousモデルは、アニメ調のキャラクター、背景、色彩表現が得意で、特にマンガやイラスト向けのデザインや表現が求められる場合に活用されます。ディテールに富んだ描写
高解像度のディテール描写が可能で、キャラクターの表情や服の質感、背景の細かい要素などを繊細に表現することができます。特に髪の細かい流れや目の輝きなどが豊かに描かれます。カスタマイズ可能なスタイル
プロンプトの調整次第で、従来のアニメスタイルから、もっとリアルに近い表現や抽象的なアートスタイルまで幅広く対応できます。特に、個々のキャラクターのスタイルや背景の雰囲気を自由に調整することが可能です。彩度とコントラストの強さ
鮮やかな色彩とコントラストが強調された画像が得意で、アニメーションのような生き生きとしたビジュアルが生成されやすいのが特徴です。SDXLベースでの高性能
SDXLの強力なベースモデルに基づいているため、非常に高品質でリアルタイムなイラスト生成が可能です。テクスチャの再現性も高く、複雑なシーンや細部まで描き込まれた作品を生成できます。
用途
イラスト・同人作品の作成
アニメーションスタイルのキャラクター生成
ゲームアートやファンアート制作
マンガのコマやポスターアート
Illustriousは、特にアニメ・マンガファンやイラストクリエイターにとって、安定した品質でアートを生成できる強力なツールとなっています。
さらに詳しく知り方い方は下記URLの論文を参照ください
Illustrious: an Open Advanced Illustration Model (arxiv.org)
3.画像とプロンプト
プロンプトについては
・強調((〇〇:1.5)とか)を使用しない
・absurdresやhighresは使用しない
・アップスケールはいつも通り
ということらしいです。
4.NP(ネガティブプロンプト)、パラメータ設定
NPはcivitai(の各モデルの生成画像)を参照しつつ、
以下の3パターンのどれかがいいかもしれません。
もしくはモデルによっては完全に無しでも大丈夫です。
SamplerはEuler Ancestral(Euler A)が推奨されています。
SchedulerはKarrasでも大丈夫です。
CFG scaleはモデルによりますが 2~6 あたりが安定しそうです。
ということらしいです。。
それではありがとうございました。
また(´・ω・)(・ω・`)ネー
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