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shinyaforestbook
みんなに賛成して欲しかった
銀行辞めること、長男を幼稚園に行かせること、専業主婦になること、
旦那にも子供にも両親にも友人にもみーんなに賛成してほしかった。
たしかに私の選択が家族皆んなに影響を与えるけど、私にも選択する権利がある。
自分で決めて自信を持って「私はこうします!」と宣言するしかないんだよね。そして自分で選んだ道を思いっきりいいものにすること。それしかないわけで。
なのに私は旦那にも子供にもにもいつまでも「こうしようと思うけどどう思う?」と聞いてばかり。頑固者だから答えは自分の中で決まってるはずなのに。「賛成!良いと思うよ!」という返事が欲しくて。自分の選ぶ道が正しいのか怖いから?誰かに自分の選択の担保してもらおうとしてるのかな。
今朝3歳の長男に笑われてしまった。
「4月から幼稚園に行くのどう思う?」と聞くと、「何回も聞かないでよー。(笑)」
「そっか、ごめんごめん、どっちでも良いか。」
「どっちでもいい思うよー」
どっちでも良いらしい。そうだよね、3歳の長男にとってはそんなことより目の前を通るゴミ収集車が気になって、近所の垣根のぷっくり膨らんだ真っ赤な実が美味しそうで、今日も楽しいことが待っている。
長男が笑ったのは私がしつこくてうんざりしていただけかもしれないけど、私には「ママ心配しすぎ。僕はどこでも大丈夫。ママが決めて良いんだよ。」と言われた気がした。
ほっとして、保育園に行く途中の道端でギュッと長男を抱きしめた。
誰かに賛成してもらう必要なんてないじゃない。それでも皆んなに賛成して欲しいなら、自分で選んでその道を楽しむ姿を見せるしかない。
明日はいよいよ幼稚園に面談に行って願書を出す。