大学ファンドについて勉強
金融市場に10兆円規模の大学ファンド(基金)が誕生する。
世界レベルの研究を支援するため現政権が肝煎りで設立する「官製ファンド」だ。
その資産規模に加え、国内ファンドとしては高い目標利回りから市場の関心は高い。新しい「クジラ」はその使命を果たせるのだろうか。
※クジラ――巨大な運用資産を保有し、ひとたび動けば市場に大きな波を発生させることから。
◆運用益で3,000億円
ファンドの運用益は文部科学省が認定する
・国際卓越研究大学
・優秀な博士課程学生
への支援に年間3000億円程度を上限に拠出する。
◆海外大学ファンドの事例
ハーバードの運用資産 4.6兆円、レベチ!
◆目指す像
内閣府大学改革・ファンド担当室の渡辺倫子参事官は
「将来は日本でも大学ファンドを『卒業』してもらうのが制度の趣旨だ」と話す。
どういうかと言うと、
大学はファンドから得た支援金は
「すべて使い切らず、一部は将来の独自基金の原資に充てることを想定している」
各大学が自前で基金を運用し、大学の発展のために自由に使える財源が増えれば、国際競争力の回復につながる――。これが新制度のめざす改革像だ
reference
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0392S0T00C22A3000000/?unlock=1
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?