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【解説】今こそ攻めよ!レイターステージは苦戦。だけどアーリーはチャンス。
こんにちわエクおです^0^
今日はスタートアップを取り巻く、全体感について。
ざくっというと、いまこんな感じだ!
・ジャブジャブにスタートアップに投資してきた
↓
・レイターステージへの出し渋り(金利上昇や時価総額の下落等)
↓
・2020年毎にファンドがたくさんできて
ドライパウダー(使われていない手元資金)は豊富
↓
・投資期間は2-3年のため、アーリーステージはまだまだ活況になる
ということで解説します
<レイターステージのスタートアップ>
界隈でも、時価総額をガンガン伸ばしてきたレイターステージのスタートアップがダウントレンドになっていたりしています。
または、IPOが視野に入った段階の企業でも、一部が上場の延期や評価額が頭打ちになる事態に見舞われるなど、事態は色々な展開に。
今年の上半期のトピックでは
エニーマインドやジールスなどは延期しましたね。
<アーリーのスタートアップ>
グロービス・キャピタル・パートナーズの高宮慎一代表パートナー曰く、
レイターに達していない創業期のアーリーや成長期のミドルのステージは、国内VCの層が厚くなっているので投資が止まることはない。
これはそう思いますね。IPOを果たした会社がCVCをはじめることもかなり増えてきました。そのような緊急環境も含めると投資は増加していくでしょう。
続けて、
・カネ余りの状態ではGrowth is king(成長が王様)
・金利が高くなればCash is king(現金が王様)
コストが売り上げに見合っているかという事業の採算性が大事。これから勝ち組の選別が厳しくなる」と指摘する。
<投資資金はあるのか?>
ドライパウダーという言葉がある。
ファンドのまだ投資されていない運用資金、「手元資金、待機資金」のことである。
VCなどのファンドの運用額におけるドライパウダーは豊富だ。
2019、2020年は新たなファンドの設立が活発だった。ファンドの投資期間は通常2~3年のため、しばらくは投資マネーの潤沢な状態が続きそうだ。
これはアーリー起業家にとって追い風であるのは間違いない。
<どこにお金が集まるのか?>
とはいえ、ばら撒きのように全ての業界業種に投資していくわけではなくなっていく。
つまりバブルから、より「伸びるマーケット」「勝てそうなマーケット」
が大事で、その中でどう「課題を切り取り、設計するか?」
それを見つけるのが起業家の仕事だ。
<VCに出資する機関投資家の裾野も広がる>
中でも注目を集めるのが、国民の年金基金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の動きだ。
2022年3月末時点で約196兆円の運用資産を抱える世界最大の機関投資家で、VCなどへのオルタナティブ投資を増やす姿勢を鮮明にする。
<もちろん、影響は有るは有る>
シニフィアン朝倉さん(レイターステージのベンチャーが対象のファンド)曰く、
・大規模なファンドサイズを狙おうとするほど、影響は大きくなる。
・海外の機関投資家は、上場株の下落でポートフォリオのバランスが崩れれば、それに合わせて未上場企業への資金を出し渋り始める
INITIALによれば、2022年上半期のファンド設立総額は1856億円と2021年1年間の半分に満たない。
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岸田文雄政権は2022年、スタートアップ支援政策を打ち出し、「スタートアップ創出元年」をうたう。政府調達や政府系ファンドによる投資の促進、金融機関が創業者に個人保証を求めない制度の導入など、項目は幅広い。
8月にはスタートアップ担当相を任命し、年末には「スタートアップ育成5カ年計画」をまとめる予定だ。
投資マネーばかり増えても、起業家が増えなければ、ただのバブルで終わる。
だからこそ今こそ起業家よ立ち上がろうではないか^0^
ということで、次は弘中アナと結婚した
プログリット社について書こうかなw
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