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【183億円】タイミー、資金調達出来た理由

こんにちはエクおです^0^ 

タイミー、183億円デット調達
すご杉ですよΣ(・□・;)!!! 

世の中的なニュースでは
表面的なところがピックされていますが 

そもそもCFO八木さんが2021年から、海外投資家を巻きこみ5-10年後を見据えて仕込んでいた案件なのです。 

まずざっといくと 

みずほ銀行や、三菱UFJ銀行、りそな銀行など8つの金融機関から借り入れる。 
スタートアップが金融機関から融資を受ける額としては異例の規模。

知っているかと思いますが、、

<どんなサービス内容?> 

・すきな時間、すきな場所、すきな職種で最短1時間から働ける
・面接や登録会、履歴書は必要なしで働いた後にすぐお金がもらえる
・求人掲載費0円で求人ができる

タイミーは求人掲載費無料で、完全報酬型の制度をとっています。
「働きたい人」と「働いてほしい企業」をオートマッチングさせることで、30%の手数料を得ています。

<そもそもスタートアップのタイミーが183億円集める凄さとは> 

八木CFOが、今回の調達のポイントだと語るのは

(1)金利1%未満・無担保・無保証の融資による183億円の大型調達
一般にスタートアップは、大企業などと比べると信用力が低いため銀行から低金利で多額の資金の借入は難しいとされる。

(2)これまでのバブルとも言える状況では、ファイナンス戦略がなくてもスタートアップは資金調達ができた。
それが冬の時代に入り、サービスの成長だけでなく、財務面での戦略が問われるようなった 

(3)銀行にとってはスタートアップが何をしているのかが分かりにくいという意識がある。
タイミーに来てからは銀行との接点を増やし、足元の状況と決算書を見せて、2年間かけて関係構築を続けてきた。
銀行出身のキャリアが活かせたと思っている 

ここまでよくネットである表面的な記事です。

注目は(2)(3)であり 
2年間かけて関係構築を続けてきた、という点です。

◆IPO後を見据えていたCFO八木氏 

八木CFOさんは「2020年末にようやく事業基盤が整いました」と振り返る。

2021年2月にCFOに就任した直後から八木CFOは
「株主数、株主の希薄化を抑え、IPO後を見据えて海外機関投資家からの調達」を目標に掲げ、3月から早速、資金調達に動いた。

→ここが注目です 

「ポートフォリオ転換直後で先が見えない中、想定よりも資金調達が上手く言った」と語る八木CFOは、毎月1回以上、証券会社が開催する上場企業と機関投資家向けのカンファレンスに参加し、機関投資家にアプローチした。

「未上場のスタートアップではそもそも参加することすら難しいですが、前職(三菱UFJモルガンスタンレー証券)でのつながりも幸いして、海外機関投資家と関係構築することができました」と振り返る。

八木CFOは多くの投資家にアプローチすると同時に投資家間での競争環境を作った。「まずは出資してもらえる投資家を全て集め、そこから10社超に出資意欲を示してもらい、約120億円が集まる状況になりました。

国内投資家はIPO時の売却を想定していますが、機関投資家の場合はIPO後も保有することが前提なので、バリュエーションを上げながらも適正な水準になったと思っています」(八木CFO)

こうした交渉を通じてリード投資家となったKeyrock Capital Management(以下、Keyorock)の創業者兼最高投資責任者のJonathan Shih氏は初めて日本の未上場スタートアップへ出資した!
これ大きいよね! 

Keyrockは以下の3つに注目した。

・新たな起業家世代
・海外市場の情報や分析力 
・社会課題解決のため5-10年後を見据えた投資 

このように八木氏が海外投資家であるKeyrockなどを巻きこみながら
銀行金融機関との関係構築をしたからこその大型調達なのです。

海外投資家を巻きこむ、未来を見据えたスタートアップ
ぜひとも世界で活躍して欲しいです 

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