CFOシリーズ①荻野泰弘氏
ANDPADの記事を見ていて
CFOの荻野さんのことを書かずには居られなくなりました。
荻野さんのことを分かり易く説明すると、
マクロミルやミクシィをはじめ、複数の企業でCFOを務めた荻野氏。
ミクシィでは、約10ヶ月間で時価総額を200億円から5,000億円にまで成長させた実績の持ち主。
すご杉ではないかΣ(・□・;)!!
大学時代からデイトレーダー
↓
30歳になった頃、ふと「このままでいいのかな?」と思ったことがあって。そうして2005年、投資先でもあったマクロミルに入社。任されたのは、企業買収に関する業務。入社半年後にはジェネラルマネージャー、1年後には執行役員CFOに任命。
↓
2008年には退職し、画像解析技術に強みを持つベンチャーのジェイマジックに、CFOとしてジョイン。ジェイマジック懐かしい~! 顔ちぇき~
↓
リーマンショック、倒産寸前、
メンバーのためにも、諦めるわけにはいかなかった。「まだなんとかなる」と信じ、必死に経営を続けていたところ、
ミクシィからの買収提案
↓
ミクシィジョイン
ミクシィのベンチャー投資の戦略設計や、ジョイントベンチャー立ち上げの責任者にアサイン。
CFOに就任したのは、2012年6月、ジョイン時にCFOを務められていた小泉文明さん(現・メルカリ取締役会長)直々に、打診。
↓
2013年11月の決算では、ついに赤字に突入。時価総額も200億円まで下がる
起死回生を図るため、ほぼ全ての事業を売却し、ネイティブアプリ開発にリソースを集中、そうして生み出されたのが、モンスト!
これが大ヒットし、ミクシィは息を吹き返した。約10ヶ月で、時価総額は約5,000億円!!!
といった感じで、ある意味人情味あふれるどろくさい会社想いのビジネスマン、痺れます。自分もあと3日で2,000万円足りないなどの状況で諦めずに営業を続けたこともありましたらから。
◆海外資本比率を高める
グローバル展開を進めていくためには海外資本を取り込む必要があると思い、4年間で海外資本比率を40%まで引き上げた!
楽天やサイバーエージェントは、10年ほどかけて、海外資本比率を20%にまで高めたと言われています。その覚悟たるや凄さたるや、すご杉ですΣ(・□・;)!!
◆BEST CFOに選出
アメリカの機関投資家向けの雑誌『International Investor』が発表している「All-Japan Executive Team rankings」で、「BEST CFO」に選出
◆なぜANDPADにジョインしたのか?
世界で勝てる会社をつくることに、挑戦したかったからです。
僕がこれまでの経験から導き出した仮説では、世界で勝てる会社になるには、
「カテゴリーリーダーになれること」
「プラットフォームになれること」
の二つの要素が必要だと思っています。アンドパッドには、その両方が備わっていると考えました。
まず、投資家たちはカテゴリーリーダーが好きなんです。
世界中の機関投資家たちと話していくなかで、あるカテゴリーにおいて、競合の追随を許さないくらい圧倒的な力を持っている会社が好まれると知りました。
日本でいえば、エムスリーやZOZOが代表例です。そのポジションを得られれば、投資家たちは安心し、中長期にわたって投資をしてくれる。安定的に資金を得られることは、世界に打って出るための必要条件です。
でも、それだけでは、最大でも1兆円企業にしかなれません。数兆円規模の企業に成長するためには、「プラットフォームになること」も必要です。
ミクシィ在籍時に、FacebookやGoogleといった世界中のプラットフォームを分析していた時期がありました。他社を弾き飛ばすのではなく、そのプラットフォームに参加してくれるすべての企業が価値を発揮し、利益を享受できる仕組みを作る。そうして価値を提供する対象を拡大することで、企業価値を大きく高められると知ったんです。
「僕は3兆円を目指せる企業でしかCFOをするつもりはないんです」
しびれます
news reference
https://compass.vision/andpad-ogino/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?