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【競馬】エリカエクスプレス
競馬はしばらくGⅠは行われず、決戦に向けた前哨戦が始まっています。
近年強豪馬は2歳GⅠからクラシックへ直行するケースも増えており、
レースの選択も多様化されています。ただ成長著しいこの時期は、いきなりびっくりするような馬が登場することがあります。
今回はその中でエリカエクスプレスを取り上げたいと思います。
エリカエクスプレスは父エピファネイアで、母父Galileoという欧州血統となっています。血統構成から見ると、クラシック向きの印象を受けますね。
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このエリカエクスプレスがフェアリーSへ出走しました。
1勝馬ながら2番人気に支持されて、先行してからの抜け出しで快勝。
タイムが1:32.8ということでレースレコード。従来のレコードは
2011年のダンスファンタジアの1:33.7で、これを1秒近く更新する強さです。
この流れで思い出すのは2020年のデアリングタクトです。
デアリングタクトも新馬戦を勝って1戦1勝で年明けにエルフィンSに出走し、エリカエクスプレスと同じようにレコードを叩き出して快勝してます。
そしてご存じのようにその後3冠馬となっています。しかもこのとき更新したレコードは、後のダービー馬ウオッカの作ったものを更新していますので、今にして思えばやはり強かったということだと思います。
また興味深いのが血統です。デアリングタクトの父もエピファネイアで、
母父はキングカメハメハでダービー馬となっています。欧州系との違いはあれど、共にクラシックディスタンスでの活躍馬の血筋であることから、
エリカエクスプレスはクラシックの主役になるのではと思いました。
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エリカエクスプレスは今回の勝利で、クラシックへの出走は問題ないと思われるので、桜花賞へ直行ではないかと思われます。阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬のアルマヴェローチェもかなり強いと思われますが、個人的な
インパクトとしては、エリカエクスプレスの方が上な気がします。
牡馬はクロワデュノールという大物がいますので、これでどちらも楽しめそうな雰囲気が出てきて嬉しいです。
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