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【野球】楽天ドラフト考察 2024

3年連続4位と微妙に勝てないチームです。
チームの中心選手が不在で、ここぞのときの勝負強さが発揮できないでは
という気になります。

そんななかで今回のドラフトはかなり手応えありそうです。

将来のチームの中心になりうる野手1番人気の宗山をくじで引き当てて見事に獲得です。2位の徳山は23年に股関節付近を痛めた影響で、上位評価もなかなか上位指名には勇気がいった球団も多かったのではないでしょうか。
個人的には怪我は癒えてる気がしますし、比較的早い段階で活躍できそうな
気がします。

3・4位の投手は下馬評はあまり高くなかったと思いますが、楽天は投手の指名がうまい球団でもありますので、期待したいところですね。ロマン枠としては、早稲田のスラッガー5位吉納でしょうか。5位という低評価ではありますが、実力はあると思います。こちらは将来の辰巳のFAも意識している気もしますね。

では現状確認で打撃成績をみます。

辰巳以外は打率が壊滅してますね。ただ打席数上位の出塁率が高く、2桁盗塁達成者も3人いることから、効率よく得点できているのが伺えます。ただ浅村がピークアウトしたような成績となっており、2桁ホームランもこの浅村の14本が最高ということでかなり寂しいものになっています。

また選手層の薄さも気になります。太田以下の100試合未満の準レギュラーのメンバーの成績も酷く、ケガやゲーム終盤の選手起用が難しさを感じるメンバーに思えます。このメンバーであれば守備位置の問題はありますが、
宗山の1軍デビューは早そうな気がしますね。

続いて先発投手です。

やっと早川がエースになった感じですね。2桁勝って貯金も作れていますので、軸ができたのは良かったです。あとは4年目の藤井の躍進は大きかったですね。ただ全体的他のチームに比べて先発は少し劣ります。投高打低の中で、防御率2点台前半がおらず、4番手以下が複数で回してますが、みんな
あまり良い感じではないことです。古謝はルーキーなので、こちらが1番伸びしろがあるかもしれません。この内容だと徳山にチャンスをもらえることもそれなりにある気がします。

最後に中継ぎ陣です。

エース則本の抑え転向後、しっかり仕事はできてますが、各チームの守護神との比較で言うと絶対というまでの存在ではないように思えます。中盤の中継ぎは鈴木から弓削までの5人で安定してますが、鈴木・酒居・藤平が安定感があるのに対し、それ以外は投球回が少ない人も含めてあまりにも悪いですね。

中継ぎは勤続疲労が突如来ることがあるので、安定感のある3人に何かあると、だいぶきつくなるのでもう少し補充しても良いかなと思います。その意味ではドラフト組の中込・江原が食い込んでくると面白いですね。

チーム事情もありますが、楽天は1・2が25年に即戦力として活躍できそうな宗山と徳山を獲れたことは大きく、かなり期待が持てそうです。ただマー君のリリースや監督交代などの出来事が及ぼす影響もあるため、プラスだけ
ということもないようです。

キャンプで各選手の成長度合いも見たいところではありますが、今のところAクラスに入れるかどうかという域を脱していないという印象なので、ルーキーのアピールをしっかりチェックしたいです。

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Equinox
今日の夕飯は外食にします!!