見出し画像

【雑談】ナオミじゃないけど直美

直美って字を見たら"ナオミ"だと思いませんか?
キラキラ系「直美」が急増と見て、直美って人のマネする人が増えたのかと思いましたよ。直美と書いて"ちょくび"と読むようです。

詳しくは上記記事を読んで欲しいのですが、医学部卒業後に2年間の臨床研修を終えてすぐに美容クリニックに就職する(=直美)医師が増え、地方を中心に医師不足が深刻化しているということのようです。

日本における貧富に関係なく医療機関を受診できるという優れたシステムの根幹を支えるのは、優秀な医者が毎年一定数供給されることです。よく聞く話ではありますが、研修医時代は過重労働に加えて、医師にしては低賃金で働かされるそうです。また技術の進歩に付いてくために、日々研鑽も怠らずにやらないといけないという環境で、はっきりいって過酷ですね。

そんな中で今時ですが、せっかく医師になったのだから、安月給で過酷な労働は嫌だという若者が増えているということです。そこで保健診療外でいきなり高収入が見込める美容整形が人気というわけです。

最近は大学時代から起業することも増え、過去のモデルが崩れている流れからも自然なことかもしれません。ただ医療業界という点がかなり危険な内容に感じますね。

冒頭記載した日本の優れた医療制度の根幹を支えるのは、大量に安定供給される"優秀な医師"があってのことです。日本では当たり前のように近くの病院へ行けば医師の診断を仰げると思ってますし、呼べばすぐに救急車も来ますので、受けれる医療サービスの水準がかなり高くなっています。正直これは医師の過酷な労働の上に成り立っていることを見過ごしがちです。

インフルエンザが流行って病院で何時間も待たされたと不満を言う人も多いですが、そもそも受診すらできない未来が来る可能性があるということになります。当然みんなが同じ行動を取れば、美容整形の医者も飽和して価格破壊が起こり、バランスすることになると思いますが、その間に通常医療の世界への医師の供給が減ったツケは必ず来ますので、かなり心配になります。

今度美容整形利用しようと思うので、感想書きたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

Equinox
今日の夕飯は外食にします!!