【野球】巨人3連敗の敗因
この週末はDeNAに連勝して、意気揚々とマツダに乗り込みましたが、
あえなく返り討ちにあって3連敗でした。
今年は守備的な戦術でうまくいってるという評価が多かったですが、
いつかはこうなると思ってました。ただ思ったより早かったなあという
印象です。圧倒的な戦力でもない限り、投手が毎回2点以内に抑え続けた
上に勝ち続けるなんて無理がありますね。
今回は点獲られ過ぎですが、全体的にはたしかに良く抑えています。
なので課題は打線であることは言うまでもないです。ただアベレージが
2,3点というほど酷いのかは疑問でした。まずはこの3連戦の打順別の
打撃成績を見てみたいと思います。
27安打11四球で6点ということは32残塁。。。
聞いたことないレベルです。
赤字がマイナスポイント、黄色がプラスポイントです。
1・3・4・5番は打率も出塁率も問題ありません。ただ2・6番がキレイに分断してくれてます。特に2番は四球も犠打もないので戦犯ですね。
そして3割を超える出塁率があるのに、4・8番が1度もホームを踏んでないのは七不思議にすら思えます。
そもそも2番誰だったんだという話ですが、以下の3人です。
辛うじて佐々木が1本ヒット打ってるものの、オコエも泉口もノーヒット。
結局のところ巨人は2番打者に苦労しているわけです。元々は岡本・坂本の
前を打つ3番に困ってたのですが、運よくというか不思議とというか吉川が
ハマってくれたおかげで助かってます。元々2番は門脇でしたが、極度の不振に陥っているので、ここの復活を待つか、日替わりでしのぐしかないですね。
ただ課題はもう1つ。4・5番がかなり出塁しているのに点が獲れないのは、6・7・8番にも問題があります。次はこの3つの打順を打った選手の
打撃成績を見てみたいと思います。
下位打線ではあるものの、四球も少なく総じて不振です。
また残念ながらチャンスに強い岸田の前にランナーが溜まっていなかったのがわかります。そして小林は打てたらラッキーというレベルなので、小林が出たときは打たれたら試合終了となってしまいます。一方で萩尾と秋広はチャンスをもらいながら、結果を残せなかったという点で、まだまだ成長が求められますね。
正直しばらくは捕手岸田で固定して、相手投手との相性で残り2人を決めて欲しい内容です。勝ってる時は褒められても、こうも打てずに負け続けると
投手のプレッシャーも一段と増し、悪循環を起こしてしまいます。
今週の中日・阪神戦が終われば交流戦です。
その頃には新戦力ヘルナンデスが加わっていると思うので、彼が何番を打つかで大きく変わってくるはずです。なので今週なんとか勝ち越して、
交流戦で挽回して欲しいものです。