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【雑談】早慶対決は永遠に

何かと話題になりやす早稲田と慶応です。
ちょっと面白い記事を見つけました。

要は2018年頃までは両方受かると慶応へ行く人が多かったのが、
近年早稲田を選ぶ人が増えたというものです。
そのデータがこちら。

データを見ると18年とかの慶応を選ぶ人が71.5%というのが異常なだけな
気もしますが、昨年などはほぼ半々ということで、特段早稲田が多いという
ことではないようです。

更に同じ学部同士で比較すると、その変化が顕著だとも言ってます。

経済学部なんて9割近くが早稲田を選んでおり、凄いなぁと感心するのですが、この表よく見るとおかしいんですよね。

全体はその前の図表1の24年データなので全学部を対象に、単純に両方受かった人がどっちを選んだかということだと思います。一方で図表2を見ると、全体の下に記載されている各学部の数字比較だけ見ると、早稲田が圧倒しているわけです。でも変なのはこれだけ早稲田が圧倒してると、全体の数字も早稲田が圧倒していないといけないところ、逆に全体になると慶応の方が数字が良いということになっています。

仮に各学部100人が記載の割合でそれぞれの学校へ進学した場合は↓こんな
感じの結果になるはずです。

これは何を意味しているかというと、早稲田の政経と慶応法学部を受かった人などがの組み合わせが省かれているのにも関わらず、全体の項目があたかもかの比較の合計のような使われ方をしているためです。

要は記載されてない組み合わせの中に、この比較で早稲田が圧倒している内容と逆の内容で慶応が圧倒している組み合わせが相当数あるということです。そうでなければ、全体の加重平均にしたときに、慶応の数値が上回ることはないからです。

情報って怖いですよね。見せ方1つでこうも印象が変わるのですから。
個人的には早稲田の改革が成功して、五分に戻ったというのが実態な気がします。そもそも早稲田と慶応の選択なんて、好みでしかないと思います。

この両校は偏差値的には近くても文化や特徴が違い過ぎます。
早稲田は慶応のSFCのような特徴のある国際教養学部、スポーツ科学部、
人間科学部など複数持っています。SFCがかなり時代を先取りしてましたが、逆に慶応はこれだけで、その後は早稲田の方が積極的な改革に
取り組んでる気がします。

一方で慶応はTHE 伝統という感じで、SFCを除くと古来からある普通の学部構成です。名前も普通だし。特徴的なのは、伝統校の中で珍しく医学部が
あることとで、近年これに共立薬科大学の薬学部が加わったことで、総合大学としてのレベルアップに邁進しているところに思えます。

世間のイメージにも近いと思いますが、早稲田は個性派、慶応はオーソドックスなタイプという印象です。どっちも受かる人なんて、ほんと凄い人なんで、悔いのない選択をしてくれればそれで充分だと思います(笑)
社会に出たら早慶でも東大・京大でもあまり関係ないので。。。

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Equinox
今日の夕飯は外食にします!!