【競馬】社台SS種付頭数 2024
社台スタリオンステーションから2024年の種付頭数が発表されました。
今年の1位はキズナですね。種付け料は1,200万円と高額にも関わらず、
200頭超えと大人気となっていますね。昨年ソングラインがヴィクトリアマイル・安田記念と制しましたし、それ以外にも安定して勝馬を出したことで
人気となったと思います。また今年もジャスティンミラノが皐月賞を勝って
いることからも、来年もこの人気は継続しそうです。
3冠馬コントレイルは産駒が未出走にも関わらず、デキの良さを買われてか、連続して200頭超えとなっています。ディープインパクトの後継馬としの期待も掛かっていますし、産駒のデビューが待たれます。
3位はイクイノックス。高額での種牡馬デビューでしたが、無事に200頭を超えて、初仕事を終えた感じですね。3歳の天皇賞(秋)から6連勝で引退しましたが、引退レースのJCもさることながら、その前の天皇賞(秋)をワールドレコードで連覇した実力は、単なるGⅠ馬というだけでなく、遺伝子としての
優秀さを期待させるには十分な内容でした。
4・5位のエフフォーリアとサリオスは安価な種付け料もあって人気しましたね。個人的には種牡馬としては物足りない気もしますが。期待したいのは8位シュネルマイスターです。GⅠはNHKマイルCの1勝だけなのですが、2着が2回あり、実力自体はあったと思います。この馬に期待するのは、バリバリの欧州血統であるダンチヒ系の名馬Kingmanの血を広げることです。ディープインパクトやキングカメハメハの血が蔓延している中、その血を持たない
種牡馬は貴重ですし、交配がしやすいというメリットがあります。マイル以下の距離での活躍馬が出てきそうで楽しみです。
逆に大きく頭数を減らしたのはマインドユアビスケッツとレイデオロです。
共に期待されていましたが、産駒成績が思いっきり悪いですね。レイデオロはそもそも皐月賞以外の目立った成績もなく、そこまで期待される血統でもないと思っていたのでやっぱりという感じです。
Equinoxは若い馬だとサートゥルナーリアの血統構成が好きなので応援しています。またちょっと年齢的に後継種牡馬に不安があるモーリスとハービンジャーの頭数減が残念でなりません。たまにいい馬出すんですけどねぇ。
どの世界も常に新しい力の台頭に湧き、衰えてきたベテランが去っていくのは、しょうがないとはいえ寂しいと感じてしまいます。