【野球】ノーヒットノーラン
戸郷投手が阪神戦でノーヒットノーランを達成。
正直、4連敗中だったので、勝つかどうかだけ気にしていたので、
阪神がノーヒットであることに気付いたのは6回ぐらいでした。
これまでたくさんの試合を観てきましたが、こういう展開の時は、
最初にヒットを打たれた後に連打などで失点する場面を何度も
みてきました。なので打たれるならツーアウトからにしてくれ!!
と願いながら観戦してました。
しかし令和のエースは凄いですね。
9回に四球を出したものの、その後しっかり抑えて偉業達成。
メンタルがほんと凄いと思いました。
さて、こういう機会しか気にしないので過去のノーヒットノーランに
ついての記録について見てみたいと思います。
ノーヒットノーランは昨年の山本由伸(オリックス)以来。
このときヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが観戦に訪れていて
興奮していたニュースが流れていましたね。
セ・リーグでは22年今永昇太以来2年振りとなりました。
本日の戸郷は1四球2エラーでしたが、このときの今永は1四球という
準完全試合ということで、野手の緊張も相当だったのではと思います。
続いて巨人ではというと、18年の山口俊がレギュラーシーズン最後の
ノーヒットノーランをやっています。こちらも今永と同じで1四球で、
準完全試合となっています。レギュラーシーズンではと注釈が付いたのは、
この年のポストシーズンで菅野がヤクルト相手に達成しているからです。
その前は12年に現在の投手コーチ杉内が達成しています。
ということは2回続けて移籍組だったことになります。
では生え抜きで最後は誰だということですが、しょっちゅう出てくるので
ご存じの方も多いであろう94年の平成唯一の完全試合である槇原寛己です。
ここで目線を変えて阪神はどうかというと、19年の大野(中日)に達成されて以来5年振りとなります。そして何より驚くのが、甲子園球場でやられたのが、65年広島以来59年振り、相手が巨人だと36年沢村栄治以来88年振りとなることからも、戸郷の偉業の凄さがわかります。
イチローと大谷のおかげで、記録を調べるとベーブルースやジョージ・シスラーなど戦前のレジェンドが出てきて驚かされましたが、巨人の長い歴史の中で、沢村栄治以来の記録とかもう二度と出てこないと思ってました。
戸郷にはこの記念すべき年にぜひ沢村賞獲得して花を沿えて欲しいですね。