【業界分析】ノジマVAIO買収
ちょっとびっくりするニュースでした。
家電メーカーのノジマ（7419）が国産PCメーカーであるVAIOを買収するそうです。VAIOといえば、SONYのPCで高級品として一世を風靡したブランドであり、お世話になった方も多いのではないでしょうか。
SONYから離れたのは知ってたのですが、企業再生ファンドの日本産業パートナーズ（ＪＩＰ）が株主だったのは知りませんでした。そもそもSONYで厳しかったから分離したので当然といえば当然でしょうかね。
最近PC業界見てなかったので、久々に業界地図を見てみました。
今はレノボが国内外で1位になってるんですね。
SHARPのLet's noteは軽くて良いけど高かったですし、富士通のFMVにも
結構お世話になりました。今はDynabook使ってます。
そもそもPCの販売状況はどうなのかということですが、世界市場はコロナ禍での瞬間的な需要増はあったものの、基本的に横ばいですね。
そしてシェアについてもチェックします。
今のPC業界の成長戦略はゲーム市場のようです。
高性能の機器が求められ、それに追随できるメーカーがシェアを伸ばしており、加えてテレビを持たない世代もYouTubeなどの動画配信に利用するため、これまでのようなネット環境やアプリ中心ではなくなっているのですね。
販売台数が横ばいの中、高機能を高価格で売るのは利益率は上がりそうですが、シェアを落とすとすぐに業績に表れそうです。国産メーカーも厳しい状況が続きそうですが、今回の家電メーカーのノジマがどこまで存在感を示せるかが楽しみです。