見出し画像

【競馬】コリアカップ 2024

海外競馬は欧米・中東・香港・豪州・が主な遠征先になるのですが、
実はお隣韓国にも年に1回出走することが増えています。それが本日の
コリアカップとコリアスプリントの2レースです。

コリアカップ 国際GⅢ(韓国GⅠ) ダート1800m
2016年創設の韓国の国際招待競走です。
2016年から日本馬は参戦していますが、初年度から3連覇。
不参加と開催中止を除くと6回中5回優勝と圧倒的です。
しかもバリバリの一流馬というよりは、重賞級レベルで参加しても
圧勝してしまうほどの実力差があります。
ただ賞金が16億ウォンと日本のGⅠ級となっており、GⅢレベル級の
馬でも美味しいレースとなっています。

コリアカップ勝ち馬

今年はクラウンプライドウィルソンテソーロが参戦。
クラウンプライドは22年のUAEダービー勝馬で昨年のコリアカップ勝者。
GⅠ勝ちこちこそないものの、GⅠ2着は3回あり実力はあります。
もう一頭のウィルソンテソーロもGⅢ3勝しているものの、GⅠ勝ちはなく、
こちらも2着が3回に今年のドバイWCで4着という実力馬です。

今年はクラウンプライド1着、ウィルソンテソーロ2着のワンツーとなり、
クラウンプライドは連覇達成となりました。まだまだ実力差があるようで、この2頭はだいぶ抜けてましたね。

コリアスプリント 国際GⅢ(韓国GⅠ) ダート1200m
こちらも2016年創設の韓国の国際招待競走です。
コリアカップほど圧倒はしていないものの、出れば上位争いをしています。
日本はダート短距離の重賞が少ないのもあって、2000mほどメンバーが
充実していないのもあるかもしれません。

コリアスプリント勝ち馬

今年は昨年の勝ち馬リメイクと芝が主戦場のジャスパークローネが参戦。
こちらもリメイク連覇、ジャスパークローネ2着でワンツーとなりました。
リメイクは昨年ぐらいから本格化してますし、ドバイゴールデンシャヒーンでも2年連続掲示板、今年はリヤドダートスプリント(GⅢ)も制しており、
連覇は実力通りという感じです。

びっくりなのがジャスパークローネで、こちらはカペラSや北九州記念などの芝1200mのGⅢを2つ制していて、明らかに芝主戦場で、今年のリヤドダートスプリント(4着)が初ダートでした。それでリメイクの2着は、芝・ダートと幅が広がって今後のレース選択肢が増えて楽しみです。

スポーツの日韓戦は熱いものがありますが、競馬はまだまだ実力差がありすぎて、しのぎを削ってという感じではないですね。ただダート本場の米国や
日本から種牡馬を輸入して、どんどんレベルをあげているので、そのうち
韓国馬が日本のダートGⅠに出走してくるなんて日も来るかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!

Equinox
今日の夕飯は外食にします!!