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【フィギュアスケート】日本勢5人は危険!?

フィギュアスケートGPのシーズンも各大会を終えてファイナルのメンバーが決まりました。男子は鍵山優真と佐藤駿が選ばれて、島田高志郎や三浦佳生は残念ながら落選となっています。羽生結弦・宇野昌磨の後継としては、落選した二人にも期待しているので、ちょっと残念です。

女子はなんと6名中5人が日本人と過去最高の人数ですね。とはいえ残り1名のアンバー・グレン(米国)は出場2大会共に優勝なので、実質は坂本との2強に見えます。

GPシリーズ2024

この内容を見ると、日本勢が歴史的な強さと思ってしまいがちですが、
現在世界選手権3連覇している坂本は押し出された暫定トップであり、
これはロシア勢が国際大会に出られないのが理由です。

ロシア勢が出ていた北京オリンピックでは2022年の北京オリンピックと
世界選手権が最後になります。そのときの成績はこちら。
※ ROCはわかりやすくロシアと表記してます

北京オリンピック
世界選手権2022

ロシア勢の強いこと強いこと。オリンピック4位のワリエワはドーピング疑惑でメンタルズタズタの中での演技だったことを当時かわいそうに思いましたね。10代前半の女性が薬の知識もないのにドーピングってちょっとねって感じがしました。

話がそれましたが、ワリエワの実力ははっきり言って普通ならぶっちぎりの優勝レベルだったことを考えると、オリンピックもロシア勢が上位独占だったであろうことは疑う余地がありません。

日本勢トップの坂本香織の出す得点の10~20点上をいくというのが通常の結果という感じです。そこから4回転を跳ぶようになったわけでもなく、大きな進化のないままトップに君臨していますが、紀平梨花のケガもありましたし、逆にライバルが出てこなかったのが実態だと思います。

その坂本香織が以前世界のトップにいるのが現在の女子フィギュアスケート界です。レベルが上がってないようにしか見えず、新星が出てこない現状を憂うことはあっても、喜んではいられません。もちろん日本人が活躍することは嬉しいのですが、昔は浅田真央、宮原知子、紀平梨花と日本人トップが勝てば本当に世界一と思えたので心底嬉しかったのですが、手放しで喜べなくなったのは少し悲しいです。

とはいえ目の前の大会だけ見ると、男女共に優勝狙える布陣である以上、
きっちり男女優勝できるよう応援したいと思います。

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