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【野球】ロッテドラフト考察 2024

優勝こそないものの、5年で4回Aクラスの成績を残しており、
しかも3回は2位であることからも強豪と言える内容です。
しかし各種の数字を辿っていくと、どうやって勝ったのかわからない
摩訶不思議なチームでもあり、個人的には予測が難解です。

ドラフトでの獲得選手は以下の通り。

2024指名選手

どこかのチームがやるとは思ってましたが、西川の単独指名を行って
無事に獲得できました。ロッテは長年長距離砲の育成が課題となっており、
久々に誕生するかというワクワク感が持てます。

しかし2位の宮崎は意外で、ここ何年も内野手を獲っているにも関わらず、
2位という順位でカードを切るほどの選手なのかが疑問です。要はこれまでドラフトで獲った選手はダメだと言わんばかりの獲得になってしまうので、
もう少し下の順位ならと感じてしまいます。

戦力という点では3位一條でしょうか。まずは短いイニングからなのかと
思いますが、どういう起用なにか気になります。そして個人的に良いと
思ったのが4位坂井君ですね。関東第一のエースで、将来性言うともう少し
高い順位で消えててもおかしくない選手です。この辺の育て方がうまいのも
ロッテの特徴なので期待したいです。

個人的に不可思議と思う成績を見ていきたいと思います。
まずは打撃から。

ポランコが昨年の本塁打王から陥落したものの、新加入がソトが復活して
21本塁打88打点と気を吐きました。ポランコは来年の成績次第では、次の
契約に響きそうですね。

中軸メンバーでは、の更なる成長と高部・藤原の躍進が原動力となりましたね。正直藤原なんかはもっと早く出てきて欲しい選手でしたので、少し遅いくらいですが、平沢のように活躍しないままという選手もいますので、
無事に成長してくれたのを喜ぶべきですね。

一方で残念なのが衰えが見える中村。内野レギュラーの期待が掛かり友杉
長距離砲としての山口・安田なんかはチームとしてはもう少し結果を出して欲しい部類の選手ですね。また捕手難のイメージがあるロッテにおいて、佐藤が成長を遂げたのは成績向上の大きな一助になったと思われます。ただ
これによって松川が出てくるのが遅れるのは悩ましいため、将来に向けた
ビジョンをしっかり考える必要があるかもしれません。

続いて先発陣です。

ロッテの凄いところは100回を超える投手が5人いて、ほぼこの5人のローテをしっかり守れているところですね。他チームは離脱する選手もいることから、だいたい2~4人にプラス数人という感じになっています。

ただその分防御率などは少し悪いですし、先発陣にしっかり負けもついており、エース小島でも2桁敗北、種市メルセデスにいたっては負けの方が多いです。来年はメルセデスと佐々木が抜けるのを考えると、同じぐらいの
イニング消化をしてくれる選手の登場が必要ですね。

中継ぎ陣です。

先発陣の成績に比べれば、中継ぎは上位陣の成績は安定しているので、少ないメンバーでの先発を中継ぎが支える構図ですね。期待のドラフト1位だった鈴木が23年から先発ではなく、中継ぎで頭角を現し、24年に完全にブレイクしたのが大きいですね。将来の抑え候補になりうる成績です。

ただ盤石と言えるほど層の厚さは感じません。どちらかというと二極化している印象で、勤続疲労がいつ表れるかわからない中継ぎは、選手層が鍵を握りますので、新戦力の台頭が必要ですね。その意味ではドラフト組にも
チャンスが回ってくる可能性ありそうです。

来年の戦力という点では1位の西川でしょうか。長距離砲としての期待が大きいこともあり、初年度からチャンスはもらえると思います。また23年1位の上田もいますので、この辺が台頭してくると攻撃力がかなり上がりそうです。問題は先発と中継ぎですが、先発が少し苦しいですね。ただ戦力の割に
常に良い成績を残すチームですから、吉井監督の手腕に期待という流れになりそうな気がします。

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Equinox
今日の夕飯は外食にします!!