【就活生・第二新卒向け】Fラン文系が大手食品メーカー子会社に就職したら…でした。vol.2
ご覧いただきありがとうございます。
vol,1に引き続き、Fラン文系学生が「イメージ就活」で大手食品メーカー子会社に就職した結果を記載していきます。
4月に入社後、研修を終えて本配属となりました。
製造現場のイメージはテレビで観ていたので
「ほとんど自動化してて快適な環境なんだろうな~。」
と思っていました。
今考えれば愚かです。
自分が働く会社の工場すら見学せず入社したことを後悔しました。
実際の製造現場の状況はというと
①マンパワーがすべて
②設備が古い
③空調設備なし
④サービス残業は当たり前
という感じでした。順に記載していきます。
①マンパワーがすべて
設備の自動化が進んでおらず高学歴な先輩方が
1日中20kgの原料を抱えて運んでいたり
完成した製品をパレットにひたすら積んでいました。
最初目の当たりにした時は驚きました。
20kgの原料を運ぶ厳しい作業をしていた先輩は国立大学の院卒で、研究職として応募したそうです。
その後も「何故この人がこの作業を...?」と思う光景のオンパレードでした。
②設備が古い
設備は30年以上前のものなのでトラブルが頻発します。
古い機械ならではの「直すコツ(絶妙な調整)」を習得した者だけが修理できるという先進的な現場でした()
「あ~、これはここを叩くと直るよ」であるとか「軸が曲がっちゃってるからここは斜めにしないとうまく動かないんだよ」など、機械の機嫌を直す術を教えていただきました。
故障することが多いため、製造中は五感を研ぎ澄ませて対応することが求められます。「今、微かに変な音がした」であるとか「なんか...いつもと違う動きしたかも?」といったような特殊能力を身につけることができました。(汎用性ゼロ)
③空調設備なし
夏は熱中症になる危険にさらされる一方で、飲み物を自由に飲める環境ではなかったので、脱水症状を起こす人もいました。サウナのような中でマスクをつけるので、シンプルに苦しかったです。
冬は1桁の室温のだったのでヒートテック必須で作業していました。冷え性の方はつま先にホッカイロ貼ってましたね。
本社勤務の同期が「夏はエアコン効きすぎて体調壊すんだよな~」と言っていて、複雑な感情になりました。
④サービス残業は当たり前
朝は定時の1時間前に出社。終業後も30分以内は残業代なし。
その他、残業45hを超えそうになると、、自己研鑽ですね。
自己研鑽なので自分が好きで働きます。はい。
営業の同期は10h/月程度の残業と知り、また複雑な感情に襲われました...。
上記以外にも、想像していたホワイト製造現場の労働環境とはかけ離れていました。
そんな環境ではありましたが「1年間頑張ったら異動だし、今しか勉強できないから頑張るぞ!」とモチベーション高く過ごしていました。
そして1年後。人事面談を迎えました。