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Wi-Fi体重計(Nokia Body)を買った

体重計、もしくは体組成計(体重のほかに体脂肪率とか筋肉量とかいろいろ測れるやつ)を買おうかなというのは前から考えていて、でまあリサーチしてみて無難にタニタかオムロンかパナソニックの3択かなあと思っていたのです。けど、単体での利用ならいざ知らず、普段Android端末で利用しているGoogle Fitなどとの連携を前提とすると微妙なものばかりで、かと言って全部入りのやつは予算オーバーだったりして、なかなか決めきれませんでした。

そんな折、ふと立ち寄ったビックカメラにNokiaのWi-Fi体重計「Body」があって、ノキア…そういうのもあるのか!みたいな。なんでも、フランスのWithingsからノキアのヘルスケア部門にブランドが代わって間もないようで、これからプッシュしていくらしい。その場でざっと調べたら、ノキアのヘルスケアアプリ「Health Mate」の使い勝手も悪くなく、Google Fitはじめ他のアプリとの連携もばっちり、何より店頭販売価格が5,000円そこそことWi-Fi対応の体重計としてはぶっちぎりに安く、ものは試しということで買ってみました。

Nokia Body | 体重&BMIWi-Fiスマートスケール https://health.nokia.com/jp/ja/body

本製品は体組成計ではなく単機能のいわゆる体重計で、シリーズ上位機種として体組成計の「Body+」、心拍数などの管理にも対応した「Body Cardio」なども出ています。Body+も実売12,000円くらいなのでこちらでも良かったのですが、まずは最低限日々の体重変化の記録ができればいいかなというのと、便利ならそのとき上位機種への買い替えを検討しようかなという感じで。

セットアップ

最近の製品らしくパッケージデザインがめちゃくちゃスマートで、ゆえに同梱のマニュアルも最低限のことしか書いていない…!とりあえず、セットアップのためにはHealth Mateアプリをインストールしたスマートフォンが必須です。もちろんWi-Fi(無線LAN)環境も。詳しいマニュアルはこちらのサポートページからPDFをダウンロードできました。現状かなり不親切なのは間違いないので、こういうの苦手な人はそうとう苦戦すると思います。

私もはじめ、体重計Body本体とHealth Mateアプリとの紐づけができなくて、測定結果が本人のデータとしてアプリに反映されなかったのですが、しばらくしたら自然と?反映されるようになっていました。これさえ済めばあとは簡単で、電源を入れる操作も何かする必要もなく、ただBodyに乗れば設定したユーザー名の表示とともに体重が測定され、記録されたデータはWi-Fiを通じてクラウドと同期します。チョー便利!

Health Mate側でGoogle Fitと連携するように設定しておけば歩数データも共有できます。Google Fitは、アプリを起動していなくてもバックグラウンドで常にデータを取ってくれて、サイクリングの記録などにもある程度対応しているためもともと使用していました。他にもいくつか連携できるアプリがあるようです。

ちなみに家族と共有する場合もそれぞれにHealth Mateアカウントが必要で、それぞれのスマホに対してBodyとの紐づけを行う形になります。この手順には若干癖があって、最初に登録したユーザーのHealth Mateアプリから「招待」専用のリンクをLINEなどで送って、送られた相手はそのリンクから認証を済ませて初めて紐づけが完了するという流れ。もちろん、異なるユーザー同士では体重の測定データは共有されない。スマホはiOSもAndroidでもどちらでも問題ありませんでした。

イメージ通り使えて便利

それにしてもこれ、スマートで無駄がなく、最初のセットアップが面倒ということを除けば普通に使えています。同種の製品で、ネットワーク対応を謳いつつも実はスマホとはBluetoothを介した専用アプリでの同期のみ…みたいなのがあるなかで、当初のイメージ通りの使いかたができています。これなら、最初から体組成計のBody+でも良かったかもしれない。

私の場合、特に明確なダイエットプランがあるというわけでもなく、そもそも標準体重の範囲内ではあるけれど日々の推移くらいはモニターしておきたいなという自己管理の目的だけなので、一旦はこれで問題なしです。

基本なにもしていないのでさほど変化もない…。とはいえ、60kgを超えたのはここ1、2年の話なので、本当は以前の水準くらいには戻しておきたい。

この機種の場合、体重計側に表示できる項目もごくシンプルで、ユーザー名・体重・BMI・翌日の天気予報(午前と午後)・前日の歩数くらいのもので、ほかに複雑な機能は一切ない。過去8回分の計測結果を折れ線グラフで表示する機能は、ダイエット時の単純なモチベーションアップにはいいのかも。ユーザーの判別も何も特殊なセンサーを使っているわけでもなく、直近の計測結果が近いユーザーデータで判定しているみたいです。

ノキアは他にも関連製品に力を入れていて、Steelというちょっとおしゃれな感じのウェアラブル活動量計(単機能のスマートウォッチ)だとか、これから出る製品だとSleepという睡眠状態をトラッキングする端末があったりして、当然これらはHealth Mateアプリを介してそれぞれ連携できるというもので、いろいろあるんだなあみたいな。

運動不足は解消したいし、こういう新しげなガジェット類は好きなので、この先もあれこれ試してみようと思っています。


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