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新横浜花火大会2019

7月25日木曜、今年も鶴見川沿い、日産スタジアムにほど近い新横浜公園で開催された「新横浜花火大会2019」へ行ってきました。この地区ではまだ2年目の花火大会。聞いた話ではあくまでプレビュー的な位置づけだった昨年に比べ、今年は港北区制80周年を記念するイベントとのことで、わたしも港北区民ではないにしろ自転車で行ける近場なので今年も。

さて花火をどこから見るかという話なんだけど、去年は川の南側に自転車をとめて土手に陣取った。打ち上げ場所の直近で悪くはなかったものの、近くの建物に視界を遮られるところがあり、位置取りが難しい。公園内の無料スペースはおそらくもっと場所取りがシビアになってくる。

北側から観覧するとなるとネックになるのが、この巨大構造物たる港北インター(現在はほくせいせんを接続する工事が進行中)。もっと北上すれば高台になっているから見やすいポイントはワンチャンあるかもしれないけれど、寄るならインターの高架よりも南側がいい。

ちなみにこの高架の脇、小机大橋北側交差点にはめちゃくちゃ味のあるビューポイントがあります。

崎陽軒の工場の隣、自然に還りつつある退廃ホテル!

結局、現地で落ち合った友人の提案でこのすぐ近く、小机大橋の北側のたもとの川沿いのサイクリングロードに腰を落ち着けました。鶴見川の左岸はこの先が安全確保のため一部通行止めになっており、正式に開放されているギリのポイントでもあります。イエローテープが張られ、案内のため警察官が常時立っている。

花火の開始は19時半。我々が着いた一時間前くらいはまだ人もまばらで、余裕で最前が取れたけど、あたりが暗くなるにつれて徐々に混雑してきた。持って行ったイスは、この前購入したニトリのアルミコンパクトチェア。

すぐそこの崎陽軒の工場の直売所で買ってきたシュウマイを開けてパーティーを始める。高まってきた!

すっかり暗くなり、気がつくと正面の日産スタジアムではライトアップが始まっている。打ち上げ場所を挟んで反対側に位置するあちら側は、チケット制の有料席。いわば上級市民だけに許された楽園を川の対岸から下層市民が眺めるポストアポカリプスサイバーパンク的構図…!

そうこうしているうちに花火が始まった。去年は、頑張って一眼レフを持ちだしたのにほとんど失敗写真しか撮れなくて落ち込んだけれど、今年はPixel 3aカメラの夜景モードがある。わたしはAIに頼る。

にしてもこの席、眼前になにも障害物がない開けたポイントで最高でした。

動画だとこんな感じ。最近の花火本当にすごくて、ネコちゃんだとかカエルさんみたいな形のやつはもちろん、破裂したあとに円周がぐるっと連続的に光ったりだとか、4分割された場所が別々の色に順番に光るみたいな演出があって、見ていて飽きなかった。

花火大会としてはそんなの大規模なものではないけれど(物量や密度でいうともっとゴージャスなものはたくさんある)、30分くらいにコンパクトにまとまったショーとしては十分に見応えがありました。会場内では音楽やアナウンスがあったのかもしれないけれど、個人的にはそういう風流でないのはあまり好きではなくて、花火と水辺の環境音だけで楽しめた点もよかった。

Pixel 3aの夜景モードは、正直明るく写りすぎるところもあって、オートはオートなりに加減が難しいなと思う点もありました。もう少しうまい撮りかたはありそう。

そんな感じで、今年も満喫できた新横浜花火大会でした。地元の夏の風物詩として、オリンピックイヤー以降も続いていってほしいところ。

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