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夏が終わる、でなくとも8月が終わる(日記)
8月も31日です。さっき、たまたま2020年ごろの同じ時期の日記を読み返していたら、文面にコロナ自粛期特有のダウナーな雰囲気が漂っていて、やはり書いておいてよかったなと思った。あれから4年が経ち、相変わらず流行り病は怖いながらも、ようやく普通の夏が戻ってきたなと実感する日々。
先日は、久しぶりに早稲田の茶箱さんのイベントへ遊びに行きました。テクノDJ仲間のkokouさんとSangoさんのお誕生日を祝してのもので、気心知れた人々と大きい音で遊べて楽しかった。居酒屋での軽い打ち上げも含めて、マスクをせずにお喋りできたのも本当に何年ぶりかで、かつての日常を懐かしく感じました。
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もちろん、みんなそのぶん年を取っているんだけど、自発的にゆるく繋がった、こうした同じ趣味の仲間同士とせーので一緒に年を重ねるのは悪くないと思える。限りある非日常を共有できるありがたみを感じる。
夏の料理
日々、夕飯の料理をしています。夏野菜はどれも美味しく、そんなに手間をかけずとも充実した見映えになってくれるのがうれしい。手早いところではゴーヤーチャンプルーやじゃじゃ麺などが多くなります。いつもクラシルのレシピを参考にしつつ、ありもので仕上げる。
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昨日は、以前から作ってみたいと思っていたビリヤニを作ってみました。いくつかのレシピを見て学びながら、やはりこれも最終的にはクラシルのレシピどおりで。バスマティライスをはじめ、必要なスパイスを揃えるのに若干ハードルが高いものの、やってみると全然難しくない。火加減や調味のタイミングがシビアな中華料理とかのほうがよほど難しいと思う。
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見た目は地味なチャーハンといった感じだけど、とても美味しくできました。バスマティライスをスパイスで軽く茹でている間に、漬けておいた鶏もも肉を焼き、水切りしたライスを敷いて弱火で10分炊き込むだけ。炊きあがりにフタを開けたときの香りからして違う。これはまた作りたい。
そういえば今月は、SNSで知られる料理家の長谷川あかりさんの新刊カレー本『水曜日はおうちカレー』を本屋で見つけて購入したのでした。この本からも早速3品ほど作った。
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凝りに凝ったスパイスカレーでもなく、さりとて固形ルーの出来合いカレーでもない、調合済みスパイスとしてのカレー粉を日常の食卓に取り入れてラクをしようというコンセプトの本書。カレースパイスとうま味と具さえあればカレーになるというのは、突き詰めれば味噌汁と大差ないわけです。レシピをパラパラと眺めているだけでも、凝り固まったカレーの概念が変わる。簡潔なレイアウトにもこだわりを感じる、日々の食卓に即転用できそうなアイデアの詰まった本。おすすめです。
電源の交換
仕事にも使っているメインPCが稀にブルースクリーンで落ちることがあって、それがどうも起動直後から数分の間に起こることが多いという症状から、おそらく電源が安定していないんだなと目星をつけ、急遽電源パーツを交換しました。
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考えてみればこのマシンを組んで丸5年、経年劣化が最初に出て来そうなところはまず電源。玄人志向の650wのプラグイン仕様(CPUとグラボ以外の電源供給ケーブルを本体から抜き差しできる方式)のブロンズのやつが5年耐えてくれたので、次も全然これでいいなと思い、750wのやつを買いました。
交換してから、まったくWindowsが落ちなくなりとりあえずは一安心。自作PCのパーツ総入れ替え、春くらいから検討していたんだけど、今Intelにしていいのかどうか分からなくなっちゃって、完全にタイミングを逸した。悩ましいです。
『地面師たち』が面白かった
今月はNetflixのドラマシリーズ『地面師たち』全7話を観た。卓球さんが初めて全編の劇伴を担当したらしいと聞いて、ちょっと様子をうかがうだけのつもりが、面白くて2,3日で一気見してしまった。
地面師詐欺をテーマにしたクライムサスペンスと言ってしまえばそれまでなのですが、本作の面白いところはカメラが敢えてそこから一歩引いて、誰にも感情移入させないニュース・ドキュメンタリー的な視点に立っているところです。卓球さんの淡々としたテクノもそうした演出に一役買っている。
豊川悦司演じるハリソン山中は大変恐ろしい稀代のヴィランで、地面師の一味も全員悪く、そのうえ詐欺のターゲットとなる不動産会社サイドの人物さえも露悪的に描かれているものだから、視聴者としてはもう最終的にどっちが破滅してもおもしろいわけです。詐欺が露見する瞬間の絶望にカタルシスを覚えてしまう。そしてそれこそが作中でハリソン山中が密かに得ていた快楽でもあるのに気づくんですね。怖いドラマだよ。