HMC7&関西忍穫ありがとうございました
前回の記事(いざ関西|R-9|note)の通り、6月23日から27日にかけて「ニンジャスレイヤー」ファンによるイベント参加のため、大阪・京都に滞在していました。現地でお会いできたニンジャヘッズのみなさま、どうもお世話になりました!
旅行に関してはいろいろと書きたいことが山積しており…追々トピックごとに記事にするつもりですが、まずは23日と24日に行われたニンジャヘッズイベントについてまとめておこうと思います。
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「HMC7-特に関西-」@心斎橋FootRock&Beers
秋葉原MOGRAなどで行われているニンジャヘッズ音楽イベントHMC(ヘッズ・ムレ・チイサイ)の大阪版がついに実現しました。今回のハコは心斎橋にあるライブハウスで、ワンフロアにDJブースとバーとステージが一体になったお店。主催のベティ=サンがすべてオーガナイズしてくれました。
記録係として一眼を持っていって200枚以上撮ったんだけど、まだ選定&編集前なのでちょっとだけ。
画になるのはなんといってもトリのニンジャヘッズバンド「NINJAHEADZ」のみなさん。「フロムアニメイシヨン」関連楽曲のなかから、人気のある曲を立て続けに演奏してめちゃくちゃ盛り上がりました。私もバンドロゴやフライヤーイラスト制作で少しお手伝いしていて、初めて彼らの生演奏を聴けて念願叶った。YouTubeで見た映像よりも生のバンドサウンドは迫力とパワーに溢れており、最高でした。
というかですね、大阪開催にもかかわらず見知ったヘッズの方が大勢来ておられて、改めてすごいなと思いました。前回、ダイハードテイルズを招いて開催した回からまだわずか4ヶ月ですよ!オープン前、そわそわしながら準備をしているところに入口を見に行った方から「めっちゃお客さん来てる!」と聞いてスタッフは騒然となりました。全然アウェーじゃなかった。
おなじみのショドー・コンもご覧の通り、過去最大級の数の作品が壁に貼り出されていました。演者もお客さんもみんなニンジャヘッズなので、とにかくあらゆるところでニンジャスレイヤーの話をしているし、マニアックなネタがばんばん出てくる。今回のショドー・コンは、シガキ・サイゼン=サンになりきって即興でウキヨエリクエストに応える企画も大人気で、あまりの人気に同じ時間帯に2人のシガキ=サンが同時にPOPする謎現象も起きていました。
もちろん、いつものDJ/VJ陣に加えて朗読の和刃=サン(今回はマジェスティ=サンに扮して『レイズ・ザ・フラッグ~』のクライマックスを熱演!)のパフォーマンスも素晴らしく、あっという間の7時間でした。
写真は整理したあとに、またなんらかの形で公開するか考えます。とにかくほんと…めちゃくちゃ良かった。ありがとうございました。
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「ニンジャ収穫祭in関西(関西忍穫)」@インテックス大阪
で、翌日は同人誌即売会。定期開催されている「COMIC CITY大阪」内のいわゆるプチオンリーイベントとして、ぴんこ=サンによって企画された「関西忍穫」の当日です。会場のインテックス大阪は、ビッグサイトや幕張メッセなんかと同様に湾岸の埋め立てに作られた国際展示場で、サークル参加に関しても基本的には一般の即売会と同じ要領。
ちなみに今回、同じタイミングで宿を探していたゆんぺす=サンに音頭を取っていただいて、インテックス大阪のごく近くの宿泊所付き研修施設「大阪アカデミア」に泊まりました。男6人部屋でわいわいヘッズ合宿のようにして泊まるの楽しかった…。本当は、日程に余裕があればそれこそ合宿で突発コピー本のひとつも作りたいですねという話もしていたのだけど、さすがにHMC後にそんなパワーは残っていなかった!ぐっすり休みました。
到着しましたインテックス大阪。スゴイ、ロアー=サンのニンジャ100人が描かれた巨大ポスターが掲示されている!通りすがる別のサークル参加者の方が「ニンジャ…?収穫…?」みたいに話していたのがおもしろかった。
印刷所から直接搬入の新刊も無事にスペースに届いていました。きれいに仕上がってる!キャリーケースに入れて持ち込んだ既刊も並べ終わって設営完了。スペースでは思いがけずしし=サン🦁にお手伝いいただくこととなり、大変助かりました。
そして新刊のアンソロ、おかげさまで最高の本になりました!あまりにも内容がいいので、急遽予定よりも4割増しの部数を刷ったにもかかわらず、開場から2時間ちょっとで完売してしまいました。
参加者のみなさまには、また収支報告を兼ねて改めて個別にご挨拶しますが、本当にありがとうございます。関西遠征の記念として、どうしても形に残るものがほしくてこういうアンソロジーを企画しました。たくさんの方に喜んでいただけて良かったです。
そして、このアンソロや以前のユンコアンソロを通じて知り合えた、ぎだ=サン、ふらっと=サン、ポリ=サン、とのこな=サン、るなやま=サンといった関西圏のヘッズの方々とも初めてお会いできたのがすごくうれしかった。ほかにももちろん、日頃Twitterニンジャタイムラインでお世話になっている方々ともアイサツできました。ドーモ!
同人誌即売会自体が初めてという方もたくさんいらして、特にこのbatta_nj=サンのレポートは大変共感できるものでした。めっちゃワカル…わたしも初めて一般参加した「ニンジャ万博」でわけもわからずニンジャヘッズの熱量に圧倒され、気後れしてTwitterアカウントを名乗ることができず、それでも十分に楽しく思い出に残ったことを覚えています。次の機会では、本の感想などを通じて気軽にお話できればと思います。
それにしても、基本的に女性向けジャンルがメインのCOMIC CITYにおいて、忍殺ジャンルのジェンダーフリー感、もっというと年齢や職業やあらゆるバックグラウンドから解放されたゆるいコミュニティ感、とってもいいなと思います。これって当然ボンド&モーゼズ=サンと翻訳チームが生み出した作風によるところもあるのだろうけど、なんというか、このケオスを維持したまま、そして内輪っぽさ?を出さずに裾野が広がっていくのが理想なのかもしれない。
そういうファンコミュニティのハンドリングまでをダイハードテイルズさんに期待するのは全然お門違いなので、せめてお邪魔にならないようにうまいこと続けていきたいものです。何をおいてもニンジャスレイヤーという作品が好きだからやっているのだ。
即売会は15時に終了し、支度をして打ち上げ会場へ。打ち上げも40名近くのヘッズの方が参加して、最終的にはカラオケ大会(HMC7.1)みたいになったりして熱かった。わたしはあまりにも濃い2日間でだいぶぐったりしていたものの、二次会まで楽しんで心斎橋の宿に移動しました。
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ニンジャスレイヤー公式を含めても初めての大阪開催のイベントだったわけですが、たくさんの関西在住ヘッズの方と出会えて、かつ関東勢はじめ全国からヘッズが集まる様子を目の当たりにして、地方ニンジャイベントのニーズを実感した。ニンジャヘッズの物理肉体は本当に全国にいる…。
そして今回、HMCも忍穫もいったんひとつの区切りをつけるとのことで、ベティ=サンもぴんこ=サンもお疲れさまでした。ほんとにこう、彼らのようにビジョンを持っててきぱきと引っ張ってくれる人がいるからこそのDIYイベントなのですよね。いずれまた、何かの形でヘッズイベントが立ち上がる際には、私でお手伝いできることがあれば力になりたいと思います。気軽に声かけてください!
以上、簡単ながらHMC7&関西忍穫のレポートでした。
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