わたしはruralへ行く
先に書いておくと、今週末20日(金)から23(月・祝)までの4日間、私用につき連絡が取りづらくなります。インターネットお仕事マンなので基本、起きているあいだはずーっとTwitterタイムラインに常駐しているわたしですが、電波状況とスマートフォンのバッテリーの残量次第では、この間おそらくそれもあまりできません。ニンジャ実況成分の枯渇に耐えられるかどうかいまから心配…。
で、その私用というのがこれです。
3泊4日、究極の野外テクノフェス
rural(ルーラル)は、2009年から毎年継続的に開催されている、いわゆる野外音楽フェス。ただし、ジャンルが相当マニアックで、ディープめのテクノやハウスを中心としたエレクトロニック・ダンスミュージック全般を扱っている。今年は20組のDJとライブアクトのパフォーマンスが予定されていて、特筆すべきは2つのフロアで4日間の昼夜にわたって、69時間連続で音楽が鳴り続けるということ! ちょっとどうかしているよね。
このフェスは濃いテクノファンから熱い支持を受けていて、この11年でruralの名前はひとつのブランドのようになっている。かくいうわたしも友人知人の話を聞くうちに、いつの間にか一度は行ってみたい憧れのイベントのひとつになっていました。
今年のruralは長野県、野沢温泉村のスタカ湖キャンプ場という場所。地図上ではこういったあたりになる。長野の北のほう、ほぼほぼ新潟県に近いあたりですね。
にしても問題は、参加のハードルが高いこと! 3~4日間に及ぶフェスに参加するためにはまずキャンピングのフル装備が必要だし、開催地も数年ごとに転々と変わるから仲間内でノウハウが共有しにくい。加えて現地までの足だったり、チケット代に加えて各種の準備費用などもかかることを考えると、そこそこの覚悟を決めて臨む必要がある。さらに言えば、人気によって前売りチケットもすぐに完売になりがちで、正直毎年、行くぞっていうタイミングを失い続けてきたようなところがある。
そんな折、友人のひとりから今年のruralの前売りを抑えたという一報があり、さらにはテントも抑えたし車も出すので行かない? というお誘いをいただいた。迷いつつも、一度は行ってみるか~~と参加を決めて前売りチケット(18,000円)を購入したのが7月末のこと。自転車で骨折したのがその翌週のこと…。
骨折はさすがに想定外でしたが、治りの具合を見つつお医者さんに相談したりしながら、幸い、どうにか予定通り行けることになりました。そうと決まれば、いろいろと準備しないと。
準備にあたって
ruralへの参加にあたり、大きな懸案事項のひとつだったキャンプ設備…というかテント一式の手配については、今回はレンタルすることができるようになった。そこそこ立派なものを仲間4人でシェアできる手筈になっている。なので、必要になってくるのはそれ以外のこまごまとした小物類だ。
シュラフ(寝袋)は、大昔に使ったことがあって今も非常時用に保管しているものが自宅にある。洗濯して干したら多少の色落ちはあったものの、少なくとも3,4日の使用には問題なさそうだった。
アウトドアチェアは、チェアリングに使いたいと思って春先にニトリで購入したアルミコンパクトチェアを持っていこうと思っています。いわゆるヘリノックスクローンの折り畳みチェアで、花火の観覧に使ったほかはこれまでのところなかなか出番がなかった。使うなら今だ。
しかしアウトドア音痴にはどうも読めないのが、現地の朝晩の気温と天気。9月末…秋にはまだちょっと早いとはいうけれど、山奥の会場は標高1,500mの高原地帯なのだし、それなりの防寒対策と雨具は必要なのではというふうになってくる。
ワークマン最強説
そこで思い出したのが去年あたりから話題になっていたワークマンプラスのこと。職人さん向けの仕事着でお馴染みの衣料品店「ワークマン」が展開しているカジュアルアウトドア・スポーツ向けのチェーン展開で、とにかく安く、品質も悪くないらしいと聞いていた。例えばこういうの。
アウトドアウェアってとにかく高いイメージがあって、一式揃えればそれなりにすると思っていたから、まず地元のワークマン店舗のチラシを見てびっくり。そして実際にお店に行ってみて、モノを見てみてさらにびっくり。そのへんのファストファッションの製品よりもよほどしっかりしたつくりで、シンプルな意匠、シルエットも細身でフィット感があってかっこいいのだ。
自分的にはもう全部ワークマンでいいじゃん、みたいになって、結局トラックジャケットとライトパンツ、あと上の記事にもある耐久撥水ウォームジャケットを買った。大雨みたいな事態を想定して軽量防水シューズも。
防水ウェアでいうとそれこそ職人さんベースの機能的なものがいろいろ品揃えも豊富にあるけれど、とりあえずひざ下まである普通のレインコートが欲しかったので、それは無印良品で買い足しました。
小物とかいろいろ
服以外の小物では、まずモバイルバッテリー。電波が届かないようなとこならそれは諦めるしかないとして、スマホの電源がなくなって身動き取れなくなる事態が一番困る…。カメラも兼ねているしね。
さしあたり、手持ちの5000mAhのものでは全然足りないので、新たにAnker PowerCore Slim 10000 PDを購入しました。PDというUSB-Cの急速充電規格に対応しているもので、今ってこれで4,000円とかなのね。安い。これでなんとかソシャゲとかで無駄遣いしなければ4日間は保つはず。
夜間移動用のLEDライトは、パナソニックのかわいらしいLEDネックライトを買いました。明るさはそんなでもないけど、手ぶらの首掛け状態でワイドに足元を照らしてくれるので良さそう。テント内で使うランタンは共用のもので済みそうなので準備せず。
それ以外はほんとに、100均で用意できるような小物かな。食器だったり物掛けだったりタオルやら何やら…ほかは普通の泊まりに要るようなもの。湯沸かし器具を手配してもらえそうなので、食料は当日、地元で買い込んでいく算段になっています。
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そんなこんなで、どうなることやらですが楽しみです。
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