【現代中国キーワード】芥川の「羅生門」を利用する中共の姑息さ
耳を疑ったが、確かに芥川龍之介の小説『羅生門(ルオシェンメン)』と言っている。
話の前後関係を見て、やっと分かった。動画メディア『新聞看點』のなかでMCの李沐陽さんが引用したのは、胡錫進(こしゃくしん)という人物がSNS上に書いたコメントである。
もちろん李沐陽さんは、胡錫進が中共宣伝部の人間であることを知っている。胡の「役目」はネット世論を誘導することだ。
事件の概要は、こうである。昨年10月14日、山西省鉛山県の15歳の男子高校生が学校から失踪。106日後の1月28日に遺体となって発見された。
当初は「学校に近い森の中で、靴の紐で首を吊っていた」と伝えられる。しかし、その2日後には、高さ5メートルの塀に囲まれた「食糧倉庫のなかで縊死していた」に変えられた。いずれも地元警察の発表である。
そのほかにも、不審な点があまりにも多い。ネット上では…………
●続けはこちら
●合わせて読みたい
●大紀元エポックタイムズ