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西村賢太の訃報、遺稿、追悼文、藤澤清造文献の行方、母親の消息、「雨滴は続く」に登場する女性記者・葛山久子のモデル問題などを報じた北國新聞の記事、バックナンバーの入手方法について

ほっこく新聞バックナンバーの概要

・北國新聞 2022年2月6日朝刊
「訃報」と「関連記事」と「遺稿」が掲載。読みごたえ有り。

・北國新聞 2022年2月8日朝刊
清水良典による追悼文「異端児の気品とユーモア 西村賢太さんを悼む」が掲載

・北國新聞 2022年2月11日朝刊
”西村賢太さんの私小説「女性記者」は誰か?” と題した編集委員のコラムが掲載。
「雨滴は続く」に登場する ”貫多が岡惚れした新聞記者・葛山久子の正体” について、西村賢太本人に訊いたところ結局はぐらかされた、というエピソード。

・北國新聞 2022年2月12日夕刊
西村賢太さん1月に寄贈 地元ゆかりの作品一堂 七尾ふるさと文庫館開館 市立図書館 追悼コーナー特設
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/658869

・北國新聞 2022年2月13日朝刊

七尾ゆかりの作品勢ぞろい 市立図書館にふるさと文庫館 西村賢太さん追悼

藤澤清造文献の行方

・北國新聞 2022年2月17日朝刊
「母親の消息」「淸造資料が石川近代文学館に保管の方向」の記事が掲載。
納棺時の西村賢太の表情、石川県七尾市西光寺での葬儀写真、西村賢太の思い出など。藤澤淸造。

西村さんと約30年親交があり、藤澤清造全集の発行元になる予定だった朝日書林(東京)の荒川義雄代表(66)は、都内の西村さんの自宅で行われた遺品の整理に立ち会った。
(略)
関係者によると、西村さんの死後、東京近郊で暮らす母親が見つかった。母は、西村さんの遺品について自ら所有することは望まず、荒川さんや大手出版社の編集担当者ら生前交流があった人たちで保管先を決めてほしいと求めた。
荒川さんらの話し合いでは、遺品は石川近代文学館や七尾ふるさと文庫館など石川県内で所蔵するのが適切との考えでおおむね一致した。

北國新聞 2022年2月17日朝刊 32面

落日堂=朝日書林
新川=荒川

荒川さんによると、遺品には、清造が同郷の文人横川じん、作家の細田源吉らに宛てた手紙約20通や清造の直筆原稿4編をはじめ、代表作「ごんげんうら」の3種類の初版本など段ボール18箱の資料があった。多くがガラスケースに収まっていた。
(略)
公共財団法人石川近代文学館の宮崎良則理事長は16日、「仮に当館に寄贈いただけるならば大変ありがたい。清造とともに西村さんの足跡を伝える展示も検討したい」と話した。

北國新聞 2022年2月17日朝刊 32面

・北國新聞 2022年3月30日朝刊
西村賢太さん、師の隣に眠る 七尾・西光寺で納骨法要
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/699792

・北國新聞 2022年4月10日朝刊
金沢大学教授・杉山欣也による書評が掲載。
必敗義務づけられた戦い 「瓦礫の死角」西村賢太・著

北國新聞バックナンバーを取り寄せる方法

新聞購読申し込み | 北國新聞社
https://sec.hokkoku.co.jp/koudoku/input.php

上記リンク先のフリーダイヤルに電話すると「北國新聞販売局」につながる。「欲しい日の朝刊or夕刊」を伝えれば、在庫確認したのち取り寄せ方法を教えてもらえる。先払い。

先払いの詳細(2022年12月26日現在)

北國新聞販売局宛てに「200円分の切手」と「送り先がわかるもの」同封して、封筒には担当者名を添え書きして郵送する。
※新聞1部の場合 140円+送料60円=200円
2部以上は送料が変わるなど諸々あるので、必ず電話で問い合わせをしてから注文する。
地域にもよるが注文してから約10日ほどで該当号が手元に届く。

「西村賢太に関する記事が載っているもの」等の指定をおこなえば、該当する日付のバックナンバーをピックアップしてくれる。

ほぼ確実に取り寄せられるのは直近2ヶ月間の在庫。
ただし、競合他社である「北陸中日新聞」には過去1年分のバックナンバー在庫があるので、北國新聞も同様かもしれない。

※第三種郵便物なので送料は安い。一般的には新聞1部は80円。2部は90円。