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小池重明「将棋と酒」(全20回)のリンク集 『近代将棋』誌の連載随筆 #エッセイ
近代将棋 小池重明「将棋と酒」(全20回)
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第1回 無題(棋歴、酒歴共に十七年)
1981年10月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047090/98
※肩書は「アマ名人」
第2回 悲喜こもごものアマ大会(読売大会、アマ名人)
1981年11月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047091/85
第3回 無題(将棋プロアマ考 日暮里将棋センター)
1981年12月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047092/94
休載(本人の筆による代替記事あり)
プロ・アマお好み対局 秒読みで逆転
自戦記「中村修四段小池重明アマ名人」
1982年1月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047093/94
第4回 名人との角落ち(中原誠に逆転勝ち)
1982年2月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047094/104
第5回 女性大会風景(新春恒例のアマチュア女王戦)
1982年3月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047095/95
"私も2才の女の子がいるが"
第6回 無題(米長九段との角落ち、七条兼三の酒豪話)
1982年4月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047096/94
第7回 無題(枡田九段との角落ち、高尾山に登った話)
1982年5月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047097/96
第8回 無題(小池流独断と偏見の将棋に強くなる法)
1982年6月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047098/95
"大事な対局前には酒を飲め"
第9回 無題(酒に弱くなってきた話、高橋道雄五段)
1982年7月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047099/94
"去年も酎ハイをしこたま飲んだ後、おまわりさんにあいさつしたつもりが力のかげんがわからず、つきとばしたように受けとられひどい目に合ったことがある"
第10回 一番手直り三番勝負(森雞二八段)
1982年8月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047100/94
第11回 将棋合宿(上州の勝負師・松井武から電話あり)
1982年9月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047101/89
※真剣師(賭け将棋を生業としている者)だと思われているので困っている、という話。
収入源の内訳を「毎月定期的に呼ばれている1ヶ所、将棋スナック1ヶ所、本誌の原稿、その他」と述べている。
"私は賭け将棋は好きだし、相手に真剣を望まれて断ったことは一度もない。しかし私の方から声をかけたことはあまりない(少しはあるということか?)賭けない将棋だって大好きなのである"
第12回 無題(将棋の勉強法について)
1982年10月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047102/94
第13回 読売大会(第6回読売アマ実力日本一 優勝)
1982年11月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047103/35
※肩書が前回までの「アマ名人」から「読売日本一」に変わっている
"大山会長が正式にアマ名人を三期取ったら七段の免状を出すと発表したのである"
第14回 悔いが残る1年でした(アマ名人を逃した傷心)
1982年12月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047104/95
第15回 無題(中瀬初段〔藤森奈津子〕に敗れる)
1983年1月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047105/94
第16回 私の尊敬する人
1983年2月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047106/93
"本年で三十五になるが"
「1982年に参加した棋戦のふりかえり」と西日本(広島、宮崎)旅行記。車内で大山康晴会長に挨拶する。
第17回 無題(アマチュア女王戦に審判として参加)
1983年3月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047107/95
第18回 無題(原稿を書くときの様子、ほか)
1983年4月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047108/96
"ロングピースをふかしながら"原稿が書けないという、くだり有り。
七条兼三氏と長崎、雲仙将棋の旅に行った話(「第3回名将戦まつり 大山十五世名人と将棋の旅」か? 近代将棋1983年2月号の183ページに広告あり)
第19回 グランドチャンピオン戦
1983年5月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047109/96
アマチュア戦のタイトル保持者だけの大会
休載(巻末に休載告知あり)
1983年6月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047110/108
第20回 無題(武市三郎四段戦について)
1983年7月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047111/35
"(略)精力水を詰め込み、五階の対局場へ(略)"
相変わらず対局前に飲酒している。
この連載(第20回)が掲載された前後に、小池重明の寸借詐欺疑惑が将棋界で問題になっていたようだ。
休載(巻末に休載告知なし)
1983年8月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047112/116
休載(巻末に休載告知なし)
1983年9月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047113/116
休載(巻末に休載告知なし)
1983年10月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047114/117
※林葉直子の巻頭カラーグラビアあり
参考資料
「小池重明氏に何が起こったか?」 | 将棋ペンクラブログ
https://shogipenclublog.com/blog/2018/09/22/koike-2/
『将棋ジャーナル』誌の湯川博士編集長が、「1983年8月ごろには小池重明と連絡が取れなくなっていた」(『将棋ジャーナル』1984年1月号)と証言している。
※『近代将棋』1983年8月号以降に「将棋と酒」が連続休載したのち<連載打ち切り>が窺われる状況と合致する
『週刊現代』1983年11月12日号 掲載
名人元アマ小池重明"全国寸借詐欺騒動"
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000003-I3372284-00
小池重明 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E9%87%8D%E6%98%8E
1983年(昭和58年)4月1日の武市四段戦以降、1990年(平成2年)4月30日の櫛田陽一(当時四段・NHK杯)との五番勝負までがおこなわれるまで、対プロ棋士との棋戦記録に大きな空白がある。寸借詐欺騒動の影響によるもの。
わが弟子・櫛田陽一六段と「真剣師」小池重明のこと: 田丸昇公式ブログ と金 横歩き
http://tamarunoboru.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-0556.html
晩年の小池重明と五番勝負をおこなったプロ棋士・櫛田陽一の逸話。小池に憧れていたらしい。
小池重明「すべてを告白します」(将棋ジャーナル1985年10月号、11月号、12月号。全3回)
以下は、将棋ペンクラブログによる調査記事リンク
小池重明氏「すべてを告白します」(前編1)
小池重明氏「すべてを告白します」(前編2)
小池重明氏「すべてを告白します」(中編1)
小池重明氏「すべてを告白します」(中編2)
小池重明氏「すべてを告白します」(中編3)
小池重明氏「すべてを告白します」(後編1)
小池重明氏「すべてを告白します」(後編2)
小池重明氏「すべてを告白します」(後篇3/ 最終回)
将棋ジャーナル|書誌詳細|国立国会図書館オンライン
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000000049797-00
小池重明追悼慰労会のレポート
関則可「小池重明、最期の8ヵ月」 『近代将棋』1992年7月号
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6047219/90
※小池重明追悼慰労会の写真あり
"人妻との駆け落ちは私の知る限りでも三度目だ"
"(略)「小池のバカ、自殺を図って精神病院に入れられちゃった」という"
葬儀委員長を務めたのは、茨城県石岡市で焼肉店を経営している古沢文雄氏。古沢氏は幻冬舎アウトロー文庫『真剣師 小池重明』に何度も登場することでもおなじみ。