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4歳の時 ホームスクールの動機と決断(2) 音楽の話

※画像は2歳の時、タイのチェンマイにて

私達夫婦は、息子が小学校に入学する2年ぐらい前から、幼稚園にも小学校にも入学せずに、ホームスクールでやっていこうと決めました。

学校で勉強することよりも大事なことが、たくさんあると思っているからです。

旅と音楽と哲学。これを教育の3本柱としてホームスクールでやっていこうと思いました。それぞれ具体的に話したいと思います。

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私達のホームスクールの1つの柱の音楽、いや音楽だけでなく、技能教科(音楽・美術・技術・家庭科・体育)について、まずは話したいと思います。

もしも小中学校に行っていたのなら、主要5教科(国算理社英)よりも、技能教科をたくさん教えて欲しいと思います。5教科は英語以外は、子供の独学でもなんとかなると思いますし、ホームスクールなら家庭で教えれば十分だからです。

それよりも技能教科は、前回の旅の話とかぶりますが、子供の五感・五官をより多く使います。モンテッソーリの教育が、手先・指先の作業を重視するのと似た考えですが、子供は感官や体や手をたくさん使って成長していくのが望ましいと思うのです。

私達の家では、音楽は私が教え、美術(絵描き)は息子が好きで自主的に学び、家庭(料理)は妻が少しだけ教えてます。技術はセルフリフォーム、自分の家を自分たちで改築して学んでいます。

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※画像は6歳の時、「本を読む母」を描く

運動はおおいに必要ですが学校で習うような体育は不要だと思っています。私達は運動として、海岸沿いをサイクリングしたり(往復25km)、山へ2~3時間ぐらいハイキングしたり、アスレチックに行ったり、親子でテニスをやったりしています。

主要5教科(英語以外)は、後からいくらでも勉強できますが、幼少時代は技能4教科を中心にホームスクーリングしてきました。

音楽について

私自身、大学卒業後は毎年海外を放浪しつつ、日本に帰国している時はひたすらドラム演奏をして、東京のアンダーグラウンダなライブハウスで音楽演奏するという、音楽中心の生活を30歳まで続けてきました。

息子が産まれても、私達夫婦が部屋で流してきた音楽は、交響曲・民族音楽・ジャズ・ボサノバ・オルタナティブな邦楽洋楽だったり多種多様ですが、幼稚園・小学校で習う曲やJポップなどは、息子の人生に全く登場してきません。私達が聞いて欲しいと思う音楽(=私達が好きな音楽)をずっとBGMの様に流して、それを聞いて息子は育ってきました。

数ヶ月前、私が若い時から好きなこの曲を映像で流していたのですが、
https://www.youtube.com/watch?v=PM_Ilb9keXE

この曲よりも、「MUSE」というUKロックバンドを気に入った息子。私も20年以上前に来日初ライブ行きましたよ。息子は名曲「Muscle Museum」を好きになり、その後Radio headの「Paranoid Android」や「Karma Police」「Idioteque」を大好きになっていました。「Paranoid Android」はレバノン出身のバイオリニストのアレンジが恰好良すぎです。
https://www.youtube.com/watch?v=D4AKSOaRVFA

ついに息子が「MUSEのドラムを叩いてみたい」と言ってきて、以前に2度ほど私から教えようとしてたのですが、私から勧めてもダメなんですよね、すぐに飽きて辞めてしまっていたので、今回は初めて息子から言ってきたので(11歳まで待ちました)、これがチャンスとドラムを教え始めました。

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※愛用のドラムセットです。シンバルは全て本場のトルコで購入して持って帰ってきました。

息子のドラム熱がいつまで続くか?

このように、自分の好きな分野に重点を置けるのが、ホームスクールの長所だと思います。

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◆ 中学入学まで残り半年。親が表に出て友達を探すのは残り最後の半年のつもりで、noteで書くことによって息子のホームスクール友達を探しています。これから書くいくつかの記事を読んで、息子と遊んでみようと思った方は、是非ご連絡ください ◆

episteme-homeschool@yahoo.co.jp