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ウクライナ語を学び、思いが伝わった!と感じたこと

今日は、私が習い事を通して、思いが伝わったと感じたエピソードについて話したいと思います。


ウクライナ語を学び始めた理由


私は、2022年4月2日からウクライナ語を学び始めました。

「なぜウクライナ語?」と思われるかも知れませんが、
2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻に
とても衝撃を受けたことがきっかけです。

平和な日本で暮らしている私は、
隣国がいきなり攻撃を仕掛けてくるということに、恐怖を感じました。

ウクライナとロシアの関係には長い歴史的問題があるので、
歴史や世界情勢に詳しい方なら
私のような感覚にはならないのかも知れない。

私は以前、1ヶ月ほどロシアに滞在したことがあって、
愛着を感じていたロシアに、「もう行くことはない」と直感したことも、
ショックに感じた理由だと思う。


そんな私が、
日本と同じく(日本は海を挟みますが)隣国がロシアであり、
日本と同じく、自国内でしかほとんど使われていない母国語を持つ
ウクライナに親近感を感じ

侵略によって国や国民がが受ける多大な損失はもちろんのこと、
自国の文化が失われるかも知れない恐怖を感じました。


ウクライナの復興や文化を守るお手伝いがしたい
辛い思いをしている人たちの心に寄り添いたい
そして、復興したウクライナに遊びに行きたい!

と思い、ウクライナ語を習い始めました。


私の先生 Олга Олександрівна


私の先生 オリガさんは、ウクライナ東部のハルキウから、東欧のスロバキアに避難し生活しています。

以前はハルキウの大学で言語学について教鞭をとっていましたが、
今は避難先からオンラインで指導し、ご自身の研究を進めています。

また、オリガ先生の生徒は世界中にいて、ウクライナ語の他に、英語や日本語を教えているそうです。


そして私は、今年の4月で学び始めて丸3年になろうとしています。
まだ胸を張って「ウクライナ語話せます!」と言えるレベルではないんですが・・・。

それでも先生はいつも
Добре! ドーブレ! 「いいよ!」
と励ましてくれるので、文章を読むことは随分できるようになりました!

発音は日本語訛りが強くて、まだまだですが、
書いてあることが少しずつわかるようになりました。


行動で思いが伝わった!


先日、いつものように予習した内容を見てもらい、
指導を受けレッスンを終えた後、先生から

私のノートを、他のウクライナ人に共有したいと申し出がありました。
もちろん、いいですよ!と答えました。

私のノートの一部です

ノートを共有したい理由を伺うと、

「えみさんのスピリットはウクライナ人を勇気づけます」


ええ〜!!
この言葉を聞いて、涙が出るほど嬉しかった〜!

具体的に何が良かったのかは正直わからないんですが・・・
必死に書いている様子なのか?
細々とではあるが、学びを継続していることなのか?
ここに書いた「私はウクライナ語が少し話せます」なのか?


本当の意味で、ウクライナの人たちが体験していることや、
辛さや感情が、私がちゃんと理解しているとは思わない。

私という人間が彼らにできることは本当にちっぽけで、些細だ。
それでも、何もしないより、できることを選んでやってきた

言葉で「力になりたい」「勇気づけたい」と言うことは簡単だけど、
それを言葉ではなく、行動からその思い(精神)を感じてもらえたことが嬉しかった!

行動を続けたからこそ、伝わった思いなんだなと思って
ジーンとしました。

これからも学びを続け、心に寄り添いつつ、
ウクライナ語だけで先生と会話ができるようになってみせます!(笑)


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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