ゴール_仮_

真のゴールが見えている人はどこにいるのか

何かが存在していることを、人はどうしたら知覚できるのか、その答えを知っている人はまだいないでしょう。

しかしながら、人は現状の自分なりの意見を言える人を見ると、「自分がある人だ」と感じることが多いようです。

今日は、そんな考えについて、私なりに考察してみたいと思います。※ちょっと生意気に聞こえるかもしれないので、修正した方がいいところあればコメントください。。!

みなさん、占いは好きですか

突然ですが、みなさんは占い好きですか?私は、血液型占いはあまり好きではないですが、タロット占いはとっても好きで、手相占いや誕生日占いは少し好きです。

血液型占いは、(上記のような信憑性低そうなサイトしか見つからなかったですが、、、)一説によると、血液型によってかかる病気の種類が違うため、几帳面な性格でなければ生き残れなかった血液型とそうでない血液型があるのでは、なんて言われています。

この理論でいえば、血液型占いと同じくらい、酒飲み占いも当たりそうですね。進化に近い占いがこの二つといえます。

手相占いは手の神経が脳のどの部分と繋がっているか、発達段階のいつ頃よく使われる神経なのかという意味で面白いです。人相占いもこれに近そうですね。

誕生日占いは、人間には第六感があることがわかったため、年月日の周期が性格になんらかの影響を及ぼしている可能性はありそうです。

タロット占いという伝承的な実験思考

ちょっと前振りが長かったですが、ここからが本題。では、タロット占いはどうでしょうか。なんだかとっても怪しそうな占いですか。不思議な神秘の力が宿っていないとできなそうな雰囲気ですね。

流派など細かいことは知らないので、完全独学(引用文献)の私のタロット利用方法についてご紹介。私がよく使っているのは、スリーカードという方法です。

タロット占いは、言うなれば、カウンセリングコーチングに近い占いです。まず、タロット占いでは占う対象が具体的に定まるまで傾聴を重ねます。

例えば、「恋人が欲しい」という相談では受け付けられません。過去にどういう人とならうまくいったか、どこがうまくいかなかったか、といったことを対話の中で整理して行きます。そして、「〜〜な人とうまくいくためにはどうしたらいいか。」「〜〜な人と出会うためには何をしたらいいか」「恋人がいない時に寂しい気持ちを埋めるためには何をしたらいいか。」「恋人がいなくても大丈夫だと思えるためにはどうしたらいいか。」など、その人が本当に知りたい一番深い課題を設定します。

そして、その悩み事について、過去の理由、今の状況の理解、次の行動へのアドバイスなど、具体的に行動できるところまで落とし込んでくれます。

これは、情動焦点型コーピングとしてとても有用な手法であると感じています。現状を正しく把握することも、現状に至った真の理由を過去から探し出すことも、本当に最適な次の第一歩を見つけることも、100%ということはありえません。重要なのは、誰かに興味を持ってもらい、一緒に考え、なんらかの理由やストーリーを作って、自分の中で腹落ち感をえられることです。そして、次の一歩を踏み出すことで、新しい検証ができ、イメージが少しずつクリアになっていく、その工程に入れることがとても重要です。

つまるところ、確率論

ドラッカーは、イノベーシヨンを推進する人は「リスク志向ではなく、機会志向である」と述べています。

事実を書き留め、フィードバック分析を重ね、強みを知ることが、何か新しいものを作っていく人には必要なようです。

「ドラッカー」なんて言い出すと堅苦しいので、みんな大好き恋バナにしましょうか。この話は、私が推してるベイズ統計を応用した話かなと思っています(もしかしたら違うかも)。"15歳から恋愛していたと仮定したら、24歳の誕生日まで振り続けろ" 的なことをビシッと書いているステキな書籍です笑

このネタを自分の仕事の紹介の時用いると、誤解が少なく業務内容が伝えられてとても良いです。さっきみたいな話をすると、決まって誰かが質問を投げかけてくれます。「でも、〜〜〜だったら、こうじゃないの?」

本当にその通りなのです!これはいくつもの仮定を置いて、計算されただけの実世界とは違う空間の話なのです。ただ、その精度を上げるためには、どうすればいいでしょうか。今みなさんが感じているその疑問を検証できる実験を考えて、実行に移せばいいわけです!

「実行に移したからといって、そこから何がわかるのか。」と思う人もいると思います。それも正しいです。それこそが正しいです。例えば、「恋人ができないんじゃないか」に対して、「〜〜〜の条件ならできる可能性がある」「〜〜〜では、天文学的数字になっている」その事実があるだけで、悲観しすぎることも、楽観しすぎることもなく、ただ何かを検証していけば良いのです。

大坂なおみ選手のコーチがテレビで、「出来上がった選手はテニスに関する技術についてはよく知っている。重要なのは、試合までに小さな気づきを得られるか。」だと話していました。地道な練習のように、なかなか気づきが得られないこともあるかも知れませんが、何回も練習することで、新しい気づきが得られたら良いなと思います。

真のビジョンは焦って持たなくて良い

わかりやすいトピックスとして恋愛をテーマにしましたが、「お前はどこぞの恋愛マスターなんだ」と野次が飛びそうなので、これくらいにしておきます。。 ※タロットの参考文献とハンナさんのTEDテーマがたまたま一致していただけなので、ご容赦ください...

何が伝えたかったかというとーー自分を持っていそうとか、モチベーションはどのように維持しているのかとか、聞かれることがある私ですが、2020年の目標に掲げたビジョンさえも、真実かはわからないということです。決めで、とりあえず意思表示をしているにすぎません。

同じ話を何度もする大人にならないためにも、検証や事実に重点をおく生活は、健康的で楽しいです。自分のプロフェッショナル領域も、目指すロールモデルも、なんとなく経験を持って自分の言葉で言いやすそうな形で決めちゃってます。

おわりに

エモい話をしてしまいました。。友達の中には、飲み会で聞いたよ、って思った人もいたかも知れません。

少しでも、私がデータが好きな理由が伝われば嬉しいです。大まかな戦略を立てたら、とりあえず行動して見て、事実に向き合う。そんな世界がくれば良いなと思います。

次はアイデンティティとはなにか、について考えて見たいと思います。決めでやってるとはいえ、どこからビジョンのタネは出てくるのでしょうか。

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