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目まぐるしく過ぎていく日々について

ワタクシ、S少年にとっての中学1年生の一年間はとても多くの事がありました。

まず、塾に通いだした事によって学校での成績が上がりつつ、塾のついでに通ったレンタルレコード屋では音楽との出合いがあり、ステキなアーティストを知ることが出来ました。

同時にラジオ、しかも深夜放送のラジオを聞くこともこの頃始まりました。

今みたいに情報が溢れていつでもどこでも簡単に情報が手に入る時代ではなかったから、雑誌やラジオでの情報はとても貴重でした。

で、ラジオですが、最初に聞き出したのはAMラジオでした。

かの有名なオールナイトニッポンです。

当時聞いていたのが、ビートたけし、とんねるず、うじきつよし(Jickと呼ばれてましたね)、
白井貴子(Chance!は名曲ですね)、中村あゆみ、などでした。特に中村あゆみさんはしゃがれた声がラジオで聞いて衝撃を受けたのを覚えています。

第一部が夜中の1時から3時まで、第二部が3時から5時まで。
当然寝不足になるわけで、部活動での朝練もあるし、しかも二学期からは生徒会に立候補して当選してしまったので、生徒会活動まであったりして、まさに目まぐるしく毎日が過ぎ去っていく感じでした。

その合間に当時流行っていたビデオコンサートに行ったり、本当のコンサートにも行きました。

結果、何かを犠牲にしなければならなくなる事になるわけで、部活動と塾通いをサボるようになっていきました。

生徒会の活動はとても新鮮で、部活動とは違った先輩たちとの付き合いで新たに音楽の情報を得たり、先輩が文化祭でバンドをやっていたのを見て、僕もやりたい!って思ってクラスメイトを誘ってバンドを組んでスタジオで演奏したりしだしました。
僕は元々ギターブックを読み始めた時からギターを弾き出していたので、一応ギターでした。
ギターは、楽器屋さんではなく、ディスカウントストアで安物のフォークギターを確か3000円位で買ったと思います。

エレキギターはまだ持っていなかったので、友達から借りて弾いていました。

そんな感じで毎日目まぐるしく過ぎていく日々の中で楽しく充実した1年生のS少年は音楽に触れて吸収していくのでありました。

めでたしめでたし。

ではなく(笑)、この後人生で最も衝撃的なあのバンドと出会うのですが、それはまた、別のお話。

でもなく(笑)、次回に続きます。

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