#12 ジャパンカップ 11/29(日)
どうも!エピファさんです!
土曜はnoteに記載した勝負レースが2/3的中でした🎯
さすがに上手く行き過ぎましたね。。。
noteでは★を使って5段階で自信度を表しているのですが、1番自信あった東京12Rはハズレという。。。
競馬はそういうもんですね(笑)
さて日曜日はジャパンカップです!
私はアーモンドアイが出走表明したときからずっとワクワクしています(笑)
しっかり予想したので最後まで見ていただけると幸いです。。。
展開予想・馬場傾向
まず展開だが、大方の予想通りトーラスジェミニが逃げるだろう。前走の毎日王冠では前半1000m58秒0で逃げたように、基本的にはスローで逃げる馬ではない。そのためジャパンカップらしくある程度のペースで流れると予想する。しかし前走は木幡騎手であったが、今回は田辺騎手。ジェネラーレウーノに乗ってスローに落とすような騎手なので、今回スローペースで逃げることも十分に考えられ、あまりペースや展開を織り込んだ予想はしたくない(笑)
馬場は東京コースにありがちな高速馬場ではなく、程よく時計がかかっている状態だ。アーモンドアイが勝った2018年の馬場とはまるで異なり、ペース次第では本質的なスタミナが問われる可能性もありそうだ。
土曜はCコースでありながらも各馬内を空ける傾向にあり、やや外が伸びる馬場だろう。しかし先週までの明らかな外有利なトラックバイアスはなく、基本的にはフラットな馬場と考えたい。
最終予想 ★★★★★
◎⑮グローリーヴェイズ
○⑥コントレイル
▲⑤デアリングタクト
△①カレンブーケドール
◎⑮グローリーヴェイズ
地味な印象があるが、能力はかなり高い。
去年の天皇賞・春(2着)では、3着以下を6馬身も引き離し、G1・3勝馬フィエールマンとデットヒートを繰り広げた。クビ差2着に敗れたものの、その時点ですでにG1級の能力を示していた。
また1度使ってから状態がグンと上がるタイプである。去年は休み明けの京都大賞典で6着に敗れたが、次走の香港ヴァーズでは世界の強豪馬相手に3馬身半差の圧勝をしている。今回も1度叩いた上積みはありそうだ。
前走の京都大賞典(1着)は、パフォーマンス自体はそこまで高くないものの、トップハンデの58kg、苦手な休み明けだったことを考慮すればかなり評価できる。
去年と同様に1度使って状態がグンと上向けば、3強をまとめて倒す場面もあるかもしれない。
また近年、京都大賞典→ジャパンカップのローテーションの馬の活躍が良く目立つ。やはりジャパンカップを秋の最大目標とするローテーションは大きなアドバンテージになるのだろう。
2018年 4着 シュヴァルグラン(5番人気)
2017年 1着 シュヴァルグラン(5番人気)
2016年 1着 キタサンブラック(1番人気)
2016年 2着 サウンズオブアース(5番人気)
懸念材料としては東京コースが初めてということだが、新潟の条件戦で2000mを1分56秒6の高速決着で勝っていることから、左回りはとくに問題はないとみる。
○⑥コントレイル
この馬のベストパフォーマンスは、やはり東スポ杯とダービーだろう。
東スポ杯では2歳では破格の1分44秒5のレコードを記録し、ダービーでは馬なりと言っていいほどの手応えで3馬身差の圧勝をした。
やはり父ディープインパクト×母父アンブライドルズソングの血統が示す通り、東京コースはベスト舞台だ。
しかし気がかりは臨戦過程だろう。
今秋の最大目標は、無敗の三冠達成がかかっていた菊花賞だったはずで、前走がメイチだったのは間違いない。
その菊花賞では、2着馬アリストテレスにクビ差まで詰め寄られるほどの激闘となり、タフなレースだった。
状態面がどこまで回復しているかは気になるところでしょう。
また過去10年で菊花賞→ジャパンカップの臨戦過程を歩んだ馬は5頭いるが(下記に記載)、結果はあまり良くない。
2010年 1着 ローズキングダム ※繰り上がりでの優勝(2着入選)
2011年 5着 ウインバリアシオン
2014年 7着 ワンアンドオンリー
2016年 6着 レインボーライン
2016年 13着 ディーマジェスティ
また1週前追い切りでは、デビュー以来初めて併せ馬で遅れ、管理する矢作調教師は「遅れたのは不満。きょうの段階ではもう一段、上げないと」とため息をついたとのコメントが報道された。
最終追い切り後には、陣営が「こちらも驚くくらいの良化度合いを見せてくれています」と状態の良さをアピールしていた。
能力が高いことは間違いないが、3000mを走った後の反動は間違いなくあるはずだ。全幅の信頼は置けない分、対抗評価とした。
▲⑤デアリングタクト
今秋は秋華賞に直行したため、ジャパンカップが秋2戦目となるローテーションならば状態面での上積みが見込めそうだ。また3強では最も間隔の空いている中6週のローテーションは大きなアドバンテージだ。
この馬の場合は、今まで派手なパフォーマンスをしていないので、問題は能力が足りるかが気になるところだが、評価したいのはオークスだ。
オークス(1着)は、見た目以上に強い競馬であった。スタート直後は先行する構えを見せたものの、1角手前で窮屈になる場面があり、結果的に後ろからの競馬を余儀なくされてしまった。直線でもなかなか前が空かない不利もあった。レースラップは、
12.3 - 11.1 - 12.0 - 12.3 - 12.1 - 12.7 - 13.0 - 12.6 - 12.1 - 11.2 - 11.2 - 11.8
で上がり3Fの瞬発力勝負となり、そもそも着差がつきにくい展開であった。その中で何度も不利がありながら勝ち切ったのは、能力が明らかに抜けていたことを示しているだろう。
秋華賞(1着)は、+14kgの馬体重が示していたように余裕残しの仕上げで完勝したのは評価すべき点だ。また4角で各馬が押っ付けている中、物見をしながら持ったまま直線を迎えていたので、着差以上に強い内容だった。
さらに近年のジャパンカップでは、3歳牝馬の活躍が良く目立つ。
やはり53kgの軽斤量で出走できることが好成績に繋がっているのだろう。
近年の3歳牝馬のジャパンカップ成績
2019年 2着 カレンブーケドール(5番人気)
2018年 1着 アーモンドアイ(1番人気)
2013年 2着 デニムアンドルビー(7番人気)
2012年 1着 ジェンティルドンナ(3番人気)
△①カレンブーケドール
前走のオールカマーはハナ差の2着に負けたが、調教過程から明らかに前哨戦という仕上げ方だったので、悲観することはない。当初からジャパンカップを秋の最大目標としており、狙い澄ましたローテーションには好感が持てる。
この馬のウィークポイントはトップスピードが問われるスローペース戦である。前走のオールカマーは、前半1000m64秒3と超スローペースになってしまったことも敗因の1つだろう。
それに対しペースが流れて、持続力を要求されるタフな流れはこの馬向きの展開だ。速いペースで逃げるであろうトーラスジェミニが出走することは、大きなプラス材料だろう。
去年のジャパンカップは53kgの軽斤量を活かして2着に好走した。しかしレース前の近1年でG1を勝っている馬がいないという近年稀に見る低レベルのメンバー構成だったことは事実だ。そのため去年のジャパンカップ2着の結果を鵜呑みにしてはいけなく、過大評価は禁物だろう。
消アーモンドアイ
この馬のベスト条件は①東京コース、②良馬場、③休み明けの3つ
まず①だが、東京コースは(6-1-1-0)と抜群の安定感を誇っている。負けた2回はいずれも安田記念だが、
2019年はスタート直後にロジクライがよれて挟まれしまう致命的な不利があった。またこの日の馬場は極端なイン前有利の馬場でただ1頭外枠から来たので、負けて強しの競馬だった。
2020年は中2週のローテーション+スタート出遅れ+稍重と明確と敗因があった。またこのとき負けた相手は、短距離界の現役最強馬グランアレグリアだったので、悲観することはない。
これほどの名馬であれば、有馬記念を引退レースとして選択することが普通だろう。しかしジャパンカップを引退レースとして選択したのは、この馬の適性を見極めた上での選択なので、陣営の本気度が伺える。
次に②だが、天気が大きく崩れる予報はなく、良馬場開催が濃厚だろう。2018年ほど高速馬場でないものの、基本的にはこの馬に合う馬場で走れるのではないだろうか。
最後に③だが、この馬は休み明けを最も得意としていて、これまで3カ月以上の休み明けでは、(8-0-0-0-)と無敗である。それに対し、古馬になってから叩き2戦目のレースではすべて敗戦とパフォーマンスを落とす傾向にある。今回は中3週とローテーションが詰まっていることは大きな不安材料だ。
また前走の天皇賞・秋では、G1、8勝の大記録がかかっていたことから調教過程からも完璧な仕上げをしていた。レースでは、ゴール前でステッキを持ち替えてやっと勝ったという印象があり、全盛期より能力が落ちていることは否めない。中3週となるローテーションでは状態面の上積みは到底見込めなく、パフォーマンスを落とすのは確実だろう。あとは下げ幅がどこまでかといったところだが、思い切って消してみる。