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楡
2022年10月14日 21:59
どこが好き?わたしのどこが好き?なんて聞かなくても分かる彼はわたしの眉をよく撫でる眉の緩やかな曲線を優しくなぞったあとは決まって優しくキスをする彼はよくわたしの眉に見惚れていてわたしはそんな彼の視線に熱くなるこの熱は、照れからじゃなくきっと嫉妬に似たものから出来ているわたしはわたしの眉にさえ嫉妬しているそれがおかしいことは分かっているわたしの眉はわたしの
2022年10月15日 21:15
覗き込んで5秒くらい経ってからやっと彼が喋った「寝れた?」まだ半分しか開いていない目で空のほうを向いていた彼がこちらに視線を向ける 顔が近い「うーん、割と寝れました」と応えながら今度は私が空の方を向いてみる「そう。良かった」と言って彼もふたたび空を眺めるあーほんと、名前なんだっけ「寝れましたか?」「割とどこでも寝れるタイプだから寝れたよ」「良かった」