
Meta Orionがついに発表!ガジェット好きのロマンが詰まってた!
2024年9月25日、Meta ConnectでMeta CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、「Orion」という初のARグラスを発表したことで大変話題となりました。この「Orion」ですが、興味深い点が多く今すぐにでも使ってみたいと思える製品だと感じています。
MetaはOrionを、スマートフォンに代わる次世代の主要なコンピューティングプラットフォームと位置付けており、ますますスマホから時代の変化が到来しそうな予感です。
驚くべき機能は以下のものです。
約70°の広視野角と高解像度のホログラフィックディスプレイ
音声・視線・ハンドトラッキング
Wirelessによる軽量化(Apple Vision Proとの重さの比較)

1.約70°の広視野角と高解像度のホログラフィックディスプレイ
これは従来のARグラスと比較しても格段に広視野角です。
これにより、マルチタスク用の複数のウィンドウ表示や大画面でのエンターテインメント、等身大の人物ホログラム表示などの非常に没入感の高い感覚を味わうことができるそうです。これは非常にGoodなポイントと言えます。
これらはMeta独自の技術により従来のARグラスでは不可能であった、広視野角と高解像度を実現させたといいます。
2.EMGリストバンドによるハンドトラッキング音声・視線操作
「Orion」にはEMGリストバンドという筋肉の微細な動きを感知し入力するインターフェースを開発しました。
これを装着することにより、従来のARグラスで課題とされてきたハンドトラッキングをよりシームレスに対応することが可能となりました。
そのほか音声認識による操作やアイトラッキング技術による視線での操作もよりシームレスにできるようになっているそうです。

3.Wirelessによる軽量化(Apple Vision Proとの重さの比較)
この「Orion」は完全なWirelessを実現しています。これまでのARグラスは軽量化を実現するために、バッテリーをグラスには搭載せずケーブル接続し軽量化をしていました。
しかし、「Orion」は軽量化とWirelessの2つの課題を解決しました。
今年の2月に発売されたApple Vision Proは約600グラムと長時間つけるには重かったですが、Orionは約100グラムと非常に軽量なため長時間つけても首を痛めるという心配も少ないはずです。
Orionの発表は、ARグラスが次世代のコンピューティングデバイスとして非常に注目されていることを示すと言えます。今後、ARグラス市場は急速に拡大するためそこに付随する業界も盛り上がると言えるでしょう。
以前、Apple Vision Proを試着レビューした際、これまで体験できなかったスポーツ観戦など新たな体験価値を秘めているため、こうしたARグラスが高性能かつ安く、スタイリッシュに生活に馴染めるような日がすぐにきてほしいと思います。
Orionについては価格や発売についての情報は出ていませんので、早く発売されるのが待ち遠しいです。
Hasta Luego!!
表紙画像引用:https://about.fb.com/wp-content/uploads/2024/09/Connect-24_Introducing-Orion_Header.jpg?w=1920