七の周期に見る、世の終わり
はじめに
私たち人類は、日、月、年などの周期をもって生活しています。
これらの周期は、天体の動きから、いつでも確認できます。
ところが、週はどうでしょう。
この周期だけは、どの天体からも観測することはできません。
にもかかわらず、古来より、人類はこの周期を使って生活してきました。
最も古い文明とされるメソポタミアでさえ、すでに週制度を使っていたのです。
一体、この七の周期はどこから来たのでしょうか。
聖書だけが、その答えを教えてくれます。
神の働かれる周期
七の周期は、神様の働かれる周期であり、世界が創造されたときから存在していました。
このことを人々に伝えたのは、アダムです。
各地の文明がこの周期を使っているのは、アダムが子孫たちに伝えたからにほかなりません。
まずは、これが聖書に由来する、神様の働かれる周期であることを覚えてください。
エリコの陥落
難攻不落のエリコを攻めるとき、神様は、七日にわたって町の周囲を回り、ラッパを吹き鳴らすように命じました。
七日目は特別な日で、その日だけは七度、町を巡るように命じられました。
そうして城壁は崩れ落ち、エリコは滅んだのです。
これと同じことが、黙示録にも見られます。
エリコのときと同じく、七度、ラッパが吹き鳴らされ、七つ目のラッパのときには、七度、災いが起こります。
そうして天と地は焼け崩れ、世は滅びるのです。
世の滅びるとき
世の滅びは、主の来臨とともにやって来ます。
この来臨の日について、聖書はどう教えているでしょうか。
神様は、人類全体に対しても、七の周期で働かれます。
その場合の一日は、千年に等しいのだと教えられています。
実際、アダムからアブラハム契約までの年数は、約2000年です。
そしてアブラハム契約からキリストの出現までが、約2000年。
キリストの出現から現在までが、約2000年。
すなわち、神が働かれてから、もう6000年、すなわち六日がたっているのです。
すると神様の目に、七日目の到来は、もう間近なのかもしれません。
その日は、主の来臨と世の滅びをもって始まります。そうして、主と聖徒による安息日、すなわち1000年の統治期間が始まるのです。
主の命令を守らないクリスチャン
主の命令の中で、99%のクリスチャンが守ってこなかった命令があります。
それは次の命令です。
「あなたがたの逃げるのが、冬または安息日にならないように祈れ」
実際、この命令を守ったことはあるでしょうか。
守らないのは、「安息日は廃された」とか「クリスチャンは大患難を通らない」と教えられてきたからではないでしょうか。
それならなぜ、主は次のように言われたのでしょう。
はっきり言いましょう。
かつてなく今後もない大患難を、私たちは通ります。今がその時です。
人々が「平和だ、安全だ」と言っている今、このことが起こっているのです。
目を覚まして、この大患難に気づいてください。それはとても激しいものです。
というのも、敵の蒔いた毒麦のせいで、多くの教会が、生きているとは名ばかりで、じつは死んでいる状態にあるからです。
「身重の女」「乳飲み子をもつ女」とは、未信者や、堅い食物を受け付けない信者を持つ教会のことです。
このような教会は不幸です。患難に耐えることができないからです。
神の印と獣の印
このことを知っておいてください。
安息日を聖別し、神の契約である十戒を堅く守る人の手と額には、神の印が押されます。
反対に、安息日を汚し、獣の定めた時と律法に従う人の手と額には、獣の印が押されます。
あなたはどうでしょうか。
神の安息日を捨て、獣の定めた時と律法に従ってはいませんか?
これこそが、しるしです。
私たちが何に従うかによって、その主人の印が押されるのです。
罪を犯す者
聖書を読めば分かるように、安息日を汚すことは律法違反です。
この律法違反を、聖書は「罪」と呼んでいるのです。
もうおわかりのとおり、多くのクリスチャンが罪を犯しており、キリストを知らない者とみなされています。
絶対にそのような状態にいてはいけません。
人々を助けたければ、まずはあなたが背教した教会を出て、山へ逃げる必要があります。
今、世界中でこの警告が叫ばれています。
夏が近づいて、人々が山へ逃げ始めているのです。
もう、逃げるときは来ています
「夏が近い」とは何でしょう。
イエス様は、ギリシャ語ではなく、ヘブライ語で語られたことを念頭に置いてください。
「夏(カイツ)」というヘブライ語は、「収穫」や「収穫物」と同じ言葉です。
そしてこれは「終わり(ケーツ)」と語呂合わせで使われる言葉でもあります。
つまり「夏が近い」とは、収穫が近い、終わりが近いということです。
また無花果とは、神の民である私たちのことです。
その無花果に、収穫が近づいているのです。
枝が柔らかになり、葉が出てきているからです。
それは、神の契約である十戒が回復され、安息日を守る人々が増えてきていることから分かります。
彼らはもう、聖なる山へ逃れ、天と地と海と水の源とを造られた方を、正しく礼拝しています。
命に入りたければ、この聖なる山へ逃れてください。
今夜にも主は来られ、聖徒たちは1000年間の安息日に入るかもしれないのです。
そのとき、逃げなかった人々の前で戸は閉じられ、彼らは暗闇で泣いて歯ぎしりすることになるでしょう。
ですから、あなたがたの逃げるのが、冬や安息日にならないようにしてください。
聖書には二つの季節、「夏期(カイツ)」と「冬期(ホレフ)」しかありません。
夏が過ぎれば、もう機会はないのです。冬や安息日は、もう手遅れであることを覚えてください。
おわりに
私たちは聖書の中に、七の周期で働かれる神様の摂理を見ることができます。
これを覚え、安息日を聖別することは、とても大切なことです。
これを心に留める従順な人だけが、神の第七日、すなわち千年王国と呼ばれる神の安息日に入ると聖書は教えます。
あなたは、神が休まれたように、自分も休んでいますか?
この安息に入るように、努力していますか?
どうか、手遅れにならないように、真剣に考えてみてください。
また、兄弟姉妹にも教えてあげてください。
このブログを信じる必要はありません。
人の教えを捨てて、聖書を信じるときが来ています。
正しいのは、いつだって聖書だからです。
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