兵庫県知事選挙、かなざわ和夫候補の南あわじ市での街頭演説について


7/10に行われた、兵庫県知事選、かなざわ和夫候補の、南あわじ市での街頭演説です。ぜひご覧ください。

兵庫県知事選挙 街頭演説 南あわじ市
https://youtu.be/HPISupAf24k

かなざわ和夫です。大好きな淡路島。ようやく来ることができました。今回の遊説のなかでは今日一日だけかなあ、というふうに思います。まだ確定はしていませんけど。だから、私にとって本当に大切な大切な日です。


淡路島。今、森本市長から「何回来たか」と言われましたけど、私は数えきれない、思い出せないくらい、よく来ています。やっぱり、それぞれの土地というのは、来れば来るほどよく知ることができるし、いろんな友達と会うことができるし、知ったり会ったりすればするほど好きになる。これは本当にその通りだと思います。


淡路島。最初に来たときから、なんとなくこの雰囲気というか、未来の可能性も含めて、好きでした。日本遺産「国生みの島」ですし、「渦潮」は世界遺産になろうとしているし、このパンフレット、ちゃんともらってきました。それから、玉ねぎと水稲のシステムは、日本農業遺産になってますし、コアラの「みどりちゃん」はギネスブック認定ですし、なんかすごいものがこの淡路島、たくさんあるんです。そうだ、「松帆の銅鐸」というのもあります。あれも恐らく国宝級なんです。こんな素晴らしいものがたくさんある淡路島だから、ものすごく未来に対する可能性を感じます。


そこでしかもいろんな人たちに会って、頑張っている。いろんな地域の課題に一生懸命取り組んで、明日の可能性を拓こうと努力をして、私との間でも、「どうしたらいいんだろう」「県が何か助けてくれるとしたら、どんなことがあるんだろう」、本当に真剣に目を輝かせて議論をしてくれる。これが本当に、私が淡路島を好きな理由です。


だから、先ほど森本市長がおっしゃいました。県は確かに淡路、それからたとえば但馬とか、どちらかと言えばハンディキャップをもった地域を大切にしている。これは別に、私が淡路を好きだから大切にしているんじゃなくて、これは県の、兵庫県のあるべき姿、兵庫県の方針として、伝統として、大切にしています。


兵庫県は五国あって、五国のそれぞれを全部大切にする。どっか取り残されるようなことがあると、これは兵庫県ではなくなる。五国のなかのそれぞれの地域、どんな細かい地域も、みんな大切な兵庫県のメンバーなので、そのそれぞれの大切な地域が一緒に上がっていく。一緒に発展していく。これでなければ兵庫県の発展はないという基本的な考え方をずーっと貫いてきています。


井戸知事だけじゃなくて、前の貝原知事も、その前の酒井知事も金井知事も、兵庫県というのは、どこか特定のところだけが頑張ればいいのではなくて、この五国の様々な地域が、多様な地域がみんな頑張る。みんな輝く。そういうことを目指して兵庫県政はおこなわれてきたと私は思っています。だからこそ私も、今回知事選挙に臨むにあたって、県づくりの目標、「どの人も、どの地域も、ともに輝く兵庫」を作りたい。そういうふうに掲げました。

決して、陰に置かれたり取り残されたり、そういう人や地域があっては嫌だ。すべての人、すべての地域、しっかり光が当たって、ちゃんと可能性を拓かせることができて、それぞれの色で、別に色は違ってもいいんです、それぞれの地域、条件、全部違いますから、違っていいんですけど、それぞれの色で輝くことができる。そういう兵庫を作りたいというふうに思っています。


そのためにはまず、地域のことを知らなければいけない。それぞれの地域、何が起きていて、何が課題で、どんな可能性があって、みんな何を苦労して、どんな希望を持っているのか。これをしっかりと知らなければいけない。これを知らずに兵庫県の仕事はできないと、私は思っています。(4:15)


自民党と維新の推薦を受けた候補者、私にとって大変強敵なんですが、私にとって完全に自信があることと言えば、15年間この兵庫県で仕事をして、地域の隅々まで足を運んで、地域の隅々にいろんな友達がいて、いろんなことを教えてくれる。地域のことをしっかり知っているし、これからさらに知ることができる。これが私の強みだと思います(拍手)。

皆さんもそう思っていただけると本当にうれしいです。このことは、自民党、維新の会推薦の、当面の競争相手よりは私のほうが勝る。これは自分でも自信をもって思っています。このことを大勢の県民の皆さんにもしっかりと受け止めて評価してほしいと思っています。

もう一つ、今回の選挙のポイントでよく言われるのが、「継承するのか、改革するのか。どちらだ」こういう言い方です。私は「継承するのか、改革するのか」ではなくて、大事なのは「何を継承して、何を改革するのか」その中身だろうと思います。
世の中に「継承一本やり」なんて知事交代があるはずがありません。常に時代は変わっているし、常に課題は変わっているし、その都度、その課題をしっかりと改革していかなければ、実際の仕事というのは完全に成り立っていかない。だから必ず何かを改革します。


じゃあ全部改革ですか。先ほど申し上げた兵庫県の伝統。五国大切にします、それぞれを。これ改革しちゃっていいんですか。淡路、ほったらかし。但馬、ほったらかし。そういう県政、ありえますか。私はありえないと思います、兵庫県では。だからこれは必ず、継承になります。


だから大事なのは、「継承か改革か」ではなくて、守り育てないといけないもの、これまで県民が積み上げて作ってきた、兵庫県の大切なものというのは何なのか、見極めること。それから今の時代に合わなくなっている、改革しなければいけないもの、それは何なのかを見極めること。このことだと思います。


見極めるからには、さっきに戻ります、知らなければ見極められません。何が兵庫県で大切なのか。何が問題で改革すべきなのか。これをしっかりと見極めるためには、まず地域のことを知らなければ、この見極めはできないと思います。この点でも私は、自民党、維新の会推薦の当面の強敵よりも、私のほうがはるかにその適任であり、何を改革すべきか、何を守るべきか、それをよく知っているというふうに、自分で自信をもって断言します。


こういうことを本当に大勢の皆さんに伝えたい。わかっていただきたいです。なんかザクッと「改革なのか、継承なのか」、かなざわは井戸さんの副知事だから「継承」に決まっている。そういうようなレッテルを張られるというのは、私にとっては大変残念なことです。そうではなくて、私こそ、真に大切なものを守りながら、もっと兵庫県を新しくしていくことができる。どういうふうに新しくしたらいいかがわかっている、真の改革者だ、というふうに皆さんに思ってほしい。


いろんなところで論争、議論になります。公開討論会でも議論しました。「しがらみがある。しがらみは断ち切らなければいけない」それはその通りかもしれません。「しがらみってなんですか? どこにありますか? どれをしがらみとして断ち切るんですか?」この質問に対する答えは返ってこないんです。それではしがらみを断ち切ることはできません。すべてを断ち切っちゃうことはできますけど、何がしがらみかわからない、何が断ち切るしがらみなのかわからないのでは、断ち切りようがないはず。大事なのは中身。何が問題で、何を変えて、何を守るか。このことをこれから、もう残り、選挙期間わずかになってきています。でも、大勢の県民の皆さんに必死で訴えていきたいと思います。


大事なのは中身です。中身を知らなかったら仕事はできません。このことをしっかりわかった上で、次のリーダーを選んでいただくことを心から訴えたい。これを続けていきたいと思います。
はっきり言って、現在の状況というのは相当厳しい。これはもう事実です。厳しいけれども、これを大勢の仲間たち、今私のもとに大勢の仲間たちがいますので、そういう人たちと一緒に、有権者の皆さんに必死で訴えていけば、これは届くし、ひっくり返すことが可能だと、私は信じています。そして、その力を持っている皆さん、有権者の皆さん、これだけここに大勢お集まりいただきました。この、皆さんの持っている力、そしてその持ってらっしゃる力を、ちゃんと正しく使っていただけるだろうということを、信頼をして、これから残り1週間ちょっと(7月10日時点)ですけれども走りぬけていきたいと思います。


どうか私に力をお貸しください。皆さんの力が、この私の思いを兵庫県政のなかに、南あわじ市のために実現する力に代わっていきます。どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。

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