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#4見えた可能性と新たな違和感
E-Park誕生までの物語も今回で4回目。
前回は自分たちの想いを乗せた自分たちらしいクリスマスを開催したところまでお話ししました。
ゼロから作る初めての大型イベントということもあり、本当に試行錯誤、バタバタの準備期間でした。いろいろな分野の方にお手伝いいただき、助けてもらい、なんとか開催に漕ぎ着け、有難いことに多くの方に喜んで頂けたクリスマスマーケットとなりました。
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地球のことを考え省エネ電力での必要最低限の灯り、
出店者はエシカル消費の推進に繋がるアイテムやフードを提供する方に厳選、
日本人にまだまだ定着していない寄付文化についての意識つけブースなど、自分たちなりにここにしかないこれからのクリスマスを立ち上げたつもりです。
残念ながら2回目3回目はコロナ禍ということで規模を縮小しての開催になりましたが、予想以上の方にお越しいただき、「目黒街角クリスマス」というものが、少しずつではありますが、皆さんに受け入れて頂き定着してきていることを運営スタッフ一同強く感じました。
その一方で、2回目頃からある思いも芽生え始めました。
このクリスマスは間違っていないし、自分たちの方向性もこれであっているのだけれど、果たしてこれを続けるだけで良いのだろうか。
クリスマスは年に1回しか来ない。
自分たちの届けたい想いは年に1回しか、一過性のものでしか届けられないのだろうか。
自然を大切にしたり、地球について考えたり、隣人を思ったり、遠い国や未来に想いを馳せたり。もっと日常的に当たり前のように「そんな機会を提供できる場」を作れないだろうか。自分たちがイベントを打ち続けることができないならば、自分たちに共感してくれる人たちに声をかけ、思い思いに集まってもらえる”場”を提供できないだろうか。
これが E-Park のはじまりでした。
折りしも、感染症の世界的大流行によってリアルでの人と人の繋がりが分断され、オンラインでのコミュニケーションが急速的に広がっていました。仕事との関わり方やライフスタイル、価値観も大きく変わりました。とても便利になった反面、リアルの大切さや、リアルでしか味わえないものに気づいた人も多いのではないでしょうか。
イイ × park ethical × park ecology × park
earth × park ease × park
こうして私たちは E-Park を作ることを決心しました。