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個人の限界を突破する方法
先日、こんな漫画を読みました。
小説は無料で公開されているため導入部分は知っていたもののの、遅読ゆえ通読までは至っていませんでした。しかしマンガならいける(。-`ω´-)
内容はいわゆる異世界転生モノなのですが、パッとしない男が異世界で美女に囲まれながら現代知識でチートするストーリーではありません。舞台は中世だし現代知識で問題解決するのも一緒だけど、主人公は女性。転生した後は病弱でロクに散歩もできない6歳児です。
ただひたすら本に囲まれた暮らしをしたかった主人公は、地震時に倒れた本棚に潰されて圧死します。転生後は6歳の少女に乗り移った格好となり、その少女の家族や友人達との新しい生活が始まります。
本の虫だけに本を読みたいのに、その世界は本がない。ならば本を作ろうとするも紙がない。ならば紙を作ろうとするも体力がない。体力を付けようとするも病気は呪いを由来としている。呪いを解くには大金が必要。そこで主人公は、商人を目指す幼なじみの男の子と一緒に商売を始めます。
髪を洗う習慣のないところへ手作りシャンプーを作ってみせる。装飾品の乏しいところへ、かぎ針を使ったレース編みをしてみせる。鳥の餌であったオカラを使ってパンケーキを作ってみせる。
病弱な天才少女(と周囲からは見える)の知識を中心に、大人達の欲望は動き始めるのですね。
この時ふと思ったのが編み物。乗り移った先の少女には当然家族がいて、母親は編物の職人なのです。かぎ針の使い方を見るだけで、ススッと技を覚えてしまう。主人公が基本的な編み方を見せるだけで、あっという間に豪華な装飾を作り出してしまうんです。
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